Wii 「トゥームレイダーアニバーサリー」 レビュー

  • 2008/07/03(木) 22:28:40

8点

洋ゲーながら丁寧に作られた良作。しかしWii版のみの追加要素は蛇足だったか。







このゲームを買った理由。
それはララ・クロフトの美しさに魅了されたからです。



きっかけはファミ通1000号に載っていた広告でした。

表紙の次のページに載っていたのがこのゲームで、
そしてそこにあったララのCGを見たとき、
このゲームに対して猛烈な興味が沸いたんです。


ララ・クロフトといえば、誕生以来、海外でこそギネスに載るほどの凄まじい
人気を誇るキャラですが、日本人には冗談みたいなブスにしか見えないため、
日本では全くもって相手にされていません。
もちろん自分もその一人でした。


ところが。


技術の進歩は素晴らしいもので、現在のCG技術で描かれたララはトゥーン調から
リアル系へと変貌を遂げ、その結果、日本人でも耐えられる顔となっていたのです。

例えるなら、夏休み前は地味でぱっとしなかったあの子が、
夏休み後にはいきなり垢抜けて可愛くなったようなものです。

そりゃあ好きになりますよ。
ならないでか!


いつか絶対に買おうと思いましたね。
第一印象だけでゲームを買うのは非常に危険な行為ですが、
このゲームはシリーズを重ねているので大丈夫だろうと判断して。

そうして発売から3ヶ月経った最近、ついに買ったというわけです。


しかし。


肝心なことを忘れていました。

CGとポリゴンモデルの顔は別物だということを。


濃かったです。
見れないことはないですが、CGのあの顔とは違いました。


少しだけガッックリしました。




ゲーム内容については買う前に判断した通りでしたね。

洋ゲーなので不安もあったんですが非常に丁寧に作られており、
謎解きから隠しアイテムの場所まで理不尽さを感じません。

アクションではアドレナリンドッジという敵を一発で倒せるシステムが
良いスパイスになっていたと思います。

ゲームオーバーになってもずいぶん前まで戻されることがないよう、
チェックポイントが細かく設定されているのも親切でした。

アクションアドベンチャーとして普通に良く出来ていたと思います。

あ、それとおっぱいが揺れます。
洋ゲーでも揺れるんだなぁとカルチャーショックを受けましたね。
顔は濃いですが。


気になった部分は、洋ゲーのくせに読み込みが少し長めであることと
他の3Dゲームと同じ程度の視点の悪さ、そしてWii版のみの追加要素です。

Wii版では、他機種にはないリモコンを使う要素があるんですが、
例えば歯車を上手く合わせるパズルは何度も出てくるのに種類が
3つくらいしかなかったりと、おまけでつけた程度のものなんですよ。

そして最も大きな問題が戦闘システム。
ポインタでいちいち敵に照準を合わせなくてはなりません。
他機種はオートロックオンなのを考えるとなんだか無駄にハードルを
上げられてる気がするし、なにより感度が高すぎて合わせ難いんです。

ポインタについては本体設定の方で感度を下げればマシになるにせよ、
元々が従来型として作られているゲームを奇抜型のハードに合わせても
無理が生じていい結果には結びつかないということですね。



Wiiしか持ってないならそれでいいけど、他機種もあるならそっちを勧める。
そんなゲームでしたね。


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