マギ 21話

  • 2013/03/04(月) 21:02:13

今週は翌日更新です。
やりました。
しかし今回の出来は……前に逆戻りしちゃいましたね。

ちなみに、続けて更新してるのであまり意味はないですが、
マギ・20話はこちらです。


宝物庫を目指して進む一同。
…ダンジョンって宝物庫がゴールなんだっけ?
ごめん覚えてない(笑)。
ここは変なクマとかしゃべる生物がいっぱいのダンジョン。
妙に餓えているというか、アラジンたちを美味そうだと言うのは
意味があるんだろうか。

迷宮の主である大地を司るジン、ザガンが早速登場。
人間を苗木にして迷宮生物を生み出すほどの人間嫌いだが、
この時代なのに環境破壊とか口にしないことを祈りたい。
ところで、迷宮とジンの名前って一緒なんですね。
苗木にされた人間はザガンでないと治せないということで、
ザガンを従えて人々を治す目的が増えた。

少女が捕まった!
なんて迷惑な(笑)!
白龍に任せたんだからおとなしくしとけっちゅうのに!

迷宮の奥に進む。
BGMかと思ったが、このザガンの歌声によって
迷宮生物が凶暴化するらしい。
ああ、さっきクマが襲ってきたのもこの歌声のせいですか。
それはちょっと良いね。

ザガンがボルグと言っていたが、これは防壁魔法の意味らしい。
あのね、固有名詞は説明してもらわんと分からんから、
字幕を見るまでよく分からないままなんとなく見ることになるから、
それはやめてちょうだいよ。

次はゴーレムとのバトル。
魔法以外の攻撃はモルジアナの脚ですら通じない。
でもゴーレムを蹴ったときは映像が少し速ぎたから、
もうちょっとゆっくりしたら分かりやすかったと思う。
とにかく一人でやろうとする白龍を見て、
かつて似たような人を見たような覚えのあるモルジアナ。

一方のアラジン・アリババ組。
「憎いわけじゃない、分かんないだけだ」、
「全部自分で背負い込もうとしてるみたいで
もどかしいっていうか…」と、アリババは白龍に対して
思っているらしい。
…んん?
まあいい、先へ進もう。


苦戦する白龍。
白刃取りのあとに白龍が攻撃する動きが良い。
モルジアナの「何を言ってるの!」の言い方が好きです。
白龍と似たような人物とは、霧の団にいた頃のアリババだった。
そしてあのときと同じようにキレるモルジアナ。

ふんむ……モルジアナって、可愛くて優しくてたまにすねて
強靭な肉体を持つキャラだから、作者の自己投影かと思ったんだよね。
だったら薄ら寒いじゃないですか。
理想の自分という願望をブチ込むなんて。
だけどこれを見て、実は自分が一番感情移入できるキャラ、
可愛くてたまらないキャラ、大雑把に言えば自分の理想の
萌えキャラとして作ったんじゃないかと、ふと思った。
この作者の前作、「すもももももも」が変態性を考えると
そっちの方がしっくりくる。

どうも…いるんだよね。
変態性の強い女というのが(笑)。
漫画の余ったページなんかで、同性である女の裸を描くのが
楽しいとか嬉しいって言ってたりするの。
その漫画って基本的に青年漫画とか、要するに男性読者に向けた
サービスシーンとして描かれるものなんですよ。
俺からするとそういうのは抵抗があるんじゃないかなあと
思うんだけど、逆なんだよね、これが。
無理に楽しんでるんじゃないかとすら考えたりして。
こういうのって男は普通ないんだよ。
絶対「男の裸描いて何が嬉しいんだ」て言う人間の方が多いはず(笑)。
造形としての筋肉が好きだって人はいると思うんですけどね。

だから……ええと何の話だっけ?
ああそうか、変態の話ね(笑)。
原作者の大高忍には変態っ気があり、自分が萌えられる理想を
詰め込んだキャラとしてモルジアナを作ったんじゃないかと、
そう思ったわけです。
もちろん、特に何も考えてない可能性も十分ある。
どうもすみません、長々と仮説をしゃべっちゃってははは。
あ、でも腐臭を伴うものを好むような女なら何を描こうが
予想の範囲内ですね。
「あ~はいはい」て感じで。


白龍の過去。
屋敷が火に包まれて、兄らしき人物は死に、
白龍自身もそのときに顔の傷を負ったらしい。
なんとな~く姉とは実の姉弟か疑問に思っちゃったんだけど、
血はつながってるんだよな?
妙に厳しいし年が離れてるから「ん?」て思った。

それにしても、兄の名前の「白雄」で笑ったのは僕だけでしょうか。
白龍の兄だから「はくゆう」なんだろうと思いつつも
つい「しろお」と読んじゃったんだよね(笑)。
「なんだよその名前、誰だよしろおって」みたいな(笑)。
三国志にも華雄という名前の武将がいますもんねー。


役に立てない白龍、ザガンに言葉でどんどん追い詰められて……
泣いたぁ!?
な、なんだこれは!
まさかこんな展開になるとは……こうきたか。
いえ、面白かったですよ(笑)。
「バーカバーカ!お前らみんなバーカ!」て
完全に子供じゃないですか(笑)。
ただまあその是非は……後で書きます。

それでも一人でやることにこだわる白龍に
アリババが自分の気持ちを話し、和解。
二人は打ち解けた。
……これもね、後で書きます。

ジュダル登場。
OPでの様子を見る限り、戦いはするかもしれないが
シンドリアに居着きそう。

ED。
お、今回はロリっ子じゃなくてアリババの師匠だ。
だよなあ、そんな気がしたんだよ……一週ごとに変わってた気もする。



といった感じでざあっと見ていきましたが。
これからが本番です、ええ。

あのー、まずね、今回は悪かったです。
何がっつったらアリババが白龍のことを
憎んでなかったってとこですよね。

前回、白龍とアラジンが握手するのを見てアリババは
平静を保てなくなって目つきがキツくなり、
それを姫に指摘される一幕があった。
このときアリババの腕の傷はうずいていないため
ほぼ間違いなくアリババの本心であり、
だからこそこの後のシンドバッドとの会話での
「憎めという声はそそのかされただけでなく、自分も心の中では
そう思ってるかもしれない」という言葉に真実味が出てくる。

つまり、この先はアリババが煌帝国の王子である白龍に対する
複雑な感情をどうやって乗り越え、人と人との関係に持っていき
そして友情を築くかを描いていく展開になると思ったんですよ。
だってそういう描き方じゃないですか。
今書いた流れは。

今回の最初でも「憎くても許すことが試練だ」というシンドバッドの
セリフは回想として流れ、その後「俺はこいつを…」と
アリババは白龍に対しての複雑な感情を見せる。

なのに途中でアラジンに気持ちを尋ねられたときのセリフは、
「憎いわけじゃない、分かんないだけだ」
えーーーーーー!!!!
いや、えーーーーーーーーーー!!!????

意味が分からない。
白龍が憎い気持ちを、あるいは憎んでるんじゃないかという疑問を、
このセリフだけで最初からなかったことにしやがった。
ホンット意味分かんない。

「○○だと思ったら実は××だった」ていうパターンはありますよ?
でもその場合はキャラクターがそのことに気づくなり、
他のキャラクターや受け手を誤解させるために
あえて何を考えてるか分からないように見せるものなんですよ。

例えば、アリババに何かのきっかけを与えて
「そうだ、俺は白龍が憎いんじゃない、本当は……」
みたいなセリフや、心理描写を入れる。

あるいは、アリババの内心を描かず白龍に対してそっけない態度を
繰り返させ、そのうえでアラジンに「憎いのかい?」と言わせることで
「憎いわけじゃない、分かんないだけだ」は
アリババの本心だったと明らかになるように持っていく。

これが物語の普通の描き方なの!
なのに盛り上げもせず、タメも意図的な誤解もなしに
「憎いわけじゃない、分かんないだけだ」だなんて馬鹿か!
じゃあアリババは白龍を憎んでるんだろうって
前提を見せたのはなんだったんだ!
なんで描いた!
全部無駄じゃねえか!

それどころか「分かんないだけだ」に続いて出た言葉は、
「全部自分で背負い込もうとしてるみたいで
もどかしいっていうか…」
憎しみを超えて心配しちゃってるよ!!
お前いつからそんな立派なお人になったんだよ!?
アリババよぉ!

もうホンット馬鹿ですよ!
なんでこんな、物語の流れを放り投げた展開になるの?
そのまま作ればいいだけのことを。


そんで白龍が泣いた後ではもう和解しちゃうわけですよ。
あっっさりと。
このシーンも変。

まず、白龍が子供のように泣くシーンは十分その回の
見せ場になるから、それが終わったら後は穏やかに締めに入れば
いいんです。
「今回は白龍の思わぬ一面が明らかになったねー」で。
ところがこの後アリババもバルバッドのことを思い出し、
シリアスに泣いてから和解するシーンを入れてる。
これじゃ見せ場が二つあることになる。
当然、ここに至るまでの過程は二つの見せ場のために作られてるから
ギャグが最大限に生きる構成になってない。
あんなギャグの後でシリアスに泣かれてたら
アリババが空気の読めない奴みたいじゃないですか。

それから、「お前は一人じゃない!」のセリフ。
え、なに、どっから出てきたのこれ?
白龍は「どうせ俺なんて一人ぼっちなんだよ…」みたいなことは
言ってないですよね?
「もっと早くみんなの力を借りてたら、カシムを含め
もっと大勢助けられた」というのは分かるし、
意味としては間違ってないけど、それが言いたいなら
「一人でなんでもできると思うな!」か
「一人で全部やろうとするな!」が適切じゃないですかね?
どうしても「お前は一人じゃない!」が言いたかったの?
決め台詞にすると決めてたから。

大体、白龍がアリババをいい加減だと思ってたこと自体
初耳だからね。
お互いの複雑な感情を丁寧に積み重ねていくことすら
しないんですか。

さらに言うと、白龍に悪口を言いまくるザガンを見て
アリババたち3人が何も言わないのも変なんだよ。
普通かばうじゃないですか。
白龍を泣かせるためにわざとアリババたちに
何も言わせないようにした、作者の都合なのが一発で分かる。

そして最後に。
白龍はバルバッドの頃のアリババと同じだとか、
一つ前の話で起きたことをすぐ次の話で使うなよ。
自転車操業か。
「あの頃の自分と同じ」みたいなネタは…というかどのネタでも、
ある程度物語を作ってから、その後で過去のエピソードと
絡める手法は使うものでしょうよ。
キャラクターの成長度合いを見せるうえでも。
まったく、我慢のできないことをする。


という感じで、ガーッと書いちゃいましたけど、
要は今回は久々に悪かったということです(笑)。

バルバッドに逆戻りしてしまいましたね。
あの頃と一緒の悪さです。

シンドリア編に入ってからまともになってんで
これがやりたくて今までは急いでたんだなと納得してたんですよ。
それなのにおんなじような悪さになって……
もう俺にはスタッフが何をしたいのか分からない。

せめて「全体で見ればシンドリア編はバルバッド編までより
一応面白かった」という出来になることを祈るしかないな。
ふう……。

では、次回もあんまり期待せず見ることにしましょう。
マギ・21話でした。


あ。
そういや、八人将のロリっ子はどこへ行ったんだ。
あいつ何しにここまで来た?
全然付き添いになってないぞ。
だから最低限の説明はしろって言ってるだろうが無能集団が!

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原作ではアリババの憎しみの葛藤はない、というか蛇にも噛まれたりしない。
白龍と初対面したときに「恨まないと決めたんだ」とはっきり言う。
だからザガンの迷宮は元々白龍のメインの話なんですよね。

アニメで唐突な台詞がでてくるのは、原作のイベントや台詞を削りに削っているから。
アリババと白龍の口論、技の説明、白龍の心理描写、今回は特に必要な部分を削っていた。
ちなみに前回の島で、原作通りならアブマドとサブマドに会うはずだった…

モルジアナについて、そう感じてしまうのはこのアニメの監督がモルジアナ好きだからというのもあるんじゃないですかね?
1話で登場するキャラじゃないのに出したり、原作には無い台詞や活躍シーンを増やしたり、無駄にモルジアナをかわいく見せようとしている。

逆に他のキャラは適当、主人公たちの話なんかはかなり削られてるのに。
特にアリババは説明不足とオリジナルで性格が完全に変わってる。

  • 投稿者: 名無しさん
  • 2013/03/06(水) 05:45:31
  • [編集]

コメントありがとうございます。
あまりの内容に読んでる間中「えーーーーー!?」って
言ってました(笑)。

「恨まないと決めたんだ」ですか。
なんと……ということは原作はそこで解決してるじゃないですか。
仮に建前だとしても本人の前で宣言しているわけで、
アニメとはまるっきり違いますね…。

話は相変わらず削られているんですね。
アリババと白龍の口論なんて、
聞くだけで重要なポイントに思えます。
アブマドとサブマドが出てくるとは思いもよりませんでした。
もっとも、アブマドは生きていてはいけない人のようにも
思えるんですけどね(笑)。

モルジアナの出番は…ああそうかあ、
そっちの可能性がありましたか。
こればっかりは原作を読んでないとそういうものだと
思ってしまうので、全く想像がつきませんでした。
なるほどそうですか、アニメでの優遇……そっかあ、うん。
作者へのイメージを修正しなければなりませんね。

そして反対に削られがちな他のキャラクターのエピソード、ですか。
アリババの性格については非常に気になるところですが、
その一つが今回のようなことなのでしょうね。
確かに白龍を恨まないとする原作のアリババと
憎しみの感情に悩むアニメのアリババは全く違います。
そのうえ憎んでなかったという驚愕の展開が来てしまって(笑)。

思えば、キャラの性格が違うことは1話の時点で指摘されていました。
そのときは原作を知らないからまだなんとも言えない部分が
あったんですが、今はもう、アニメ脚本への不信が強いですね。
でも、非常に良いことを聞かせてもらいました。
残りの回も注意して見ようと思います。

  • 投稿者: chocobis
  • 2013/03/06(水) 07:57:23
  • [編集]

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