ドキドキプリキュア 4話

  • 2013/02/25(月) 21:54:40

んー…ごった煮?
そんな感じの回でした(笑)。


さあ、今回は3人目…正しくは4人目のプリキュアが誕生する回です。
2話以降出てこないし最初からプリキュアなせいで
キュアソードの存在を忘れちゃってたよ(笑)。

まあともかく、4人目のプリキュアは四葉ありす。
予告じゃあなかなか見かけにそぐわぬ怖そうな部分がありましたが、
小学生の頃はお嬢様であるがゆえに目立ち、
からかわれることも多かった様子。
それをマナたちがかばってくれたことで仲良くなったことと思われる。

予告で若干腹黒そうな一面が見え隠れしていただけに、
冒頭で同情したくなる過去を入れたのは物語としても上手ですよね。
ちなみにマナたちとは毎月お茶会をしてるようで、
疎遠にはなっていない模様。

とはいえ、じゃあ腹黒くないかと言うとそうでもない(笑)。
「この子を責めるのはお門違いですわ」、
「四葉財閥の情報網を侮ってもらっては困りますわ」
と、下手をすると反感を買いそうなまでにはっきりものをいい、
ジコチューが出現したというのに離れた場所でお茶を飲み(笑)、
戦わないけど「今です」と指示を出したりしてた。

ただ、プロデュースとは要するにサポート、バックアップのことで、
最初からそう言やあいいのにわざわざ損をするような
言い方をしてた部分もあったので、そこは気をつけたい。
まあ、今回の後半でマナたちと同じプリキュアになったわけですから
そうした面がこの先ひかえめになる可能性も十分ありますでしょう。

他では、すでにキュアラビーズを受け取り済みという話の早さや、
武道の心得があって怒らせるとやばいことも明らかになった(笑)。
名付けるなら「四葉の血に目覚めたありす」でしょうか(笑)。

そんなありすのプリキュアとしての姿は、キュアロゼッタと言う。
おいおいおいおい、露骨に変身バンクに力が入ってないか(笑)?
絵は綺麗だし表情も動きもとても豊かじゃないですか。
変身バンクを見てもあんまりなんとも思わない俺なのに
気に入ったじゃないですか(笑)。
でも他二人と比べてどう考えても力が入ってると思う。
平等に愛さないとダメでしょうが(笑)!

とまあそんな感じで、これからも要注目なキャラだと思いました。



話の方は、最初に書いたように、
いろいろあってごった煮のような内容だった。

まずは良かったところ、今回もギャグが面白かったです。

ジコチューの電池切れで笑わされたと思ったら
今度は電源ケーブルを用意してきてて(笑)。
得意顔なのがホンットくっだらねええって感じですよ(笑)。

「最後まで言わせてよ!」とか、四葉邸にはランスや車が
せり上がってくる仕掛けに窓が次々に閉まってスクリーンが
降りてくるようなところ、マナの変身が思い切り映ってたのも良いね。

あと「ジコチュー、止めだ!」て命令されての「OKベイベー」も
自分を生み出した相手に対して全然敬ってないなあという意味で
地味に面白かったです(笑)。

それからこれはギャグとは微妙に違うんだけど、
ありすのことを話すシーンの「怒りで我を忘れちゃうの」、
これ女児向けアニメのセリフじゃないだろ(笑)。
どんなキャラだよ、どんなアニメだよ(笑)!
こういう変なところがドキドキにはあると思います。

そうだ忘れてた、ラストでキュアソードがまこぴーだと
判明したとこも良かったんだよ。
ギャグとしても面白いし、普通は大人気のアイドルに近づくなんて
無理だから、そこでおそらく四葉財閥の力が発揮されるという、
もう設定を上手く活かしてるのが良いですね。
ちょっと感心しました。


そして、逆に気になったところ。

初めに、そのありすの過去なんだけど、
いくら武道の心得があるとはいえ仕返しに来た兄を倒したのは
ちょっとやりすぎに思った。
うーん、あれだけ体格差があるとなあ。
プリキュアは完全なギャグ作品じゃないから、
ここまでやると「怒りで我を忘れちゃう」とは違って
変な笑いと考えることはできなかったです。

次に、これは小さなことなんだけど、ノイズキャンセリングについて。
マナは分かってなかったし、俺もよく分かんないから(笑)、
どういうものが説明して欲しかった。
たぶん説明はあるよなあと思ったらなかったもんね。
「ええー」てなった。

でも今回一番大きかったのは、ありすがプリキュアになるまでの過程。
自分を見失って誰かを傷つけてしまうことを恐れるありすが
セバスチャンやランスの言葉によって再び戦うことを決意する。
これだけなら別におかしくなかったんだけど、
祖父とのシーンがまずかった。

「力とは相手をうち従えるためのものではない。」
「お前が拳をふるったのは何のためだ?」
「力は己の愛する者を守るためのもの。
 それを忘れなければ二度と力に飲まれることはない」
「ありすよ、恐れるな。己を磨き、心を高めよ」
というふうに、もう十分すぎる言葉をもらってるんだよね。
ランスたちと同じ程度の励ましや教えだったら良かったんだけど、
これを聞いてなお今まで武道を遠ざけていたとは考えられない。
当時のありすの表情に祖父の言葉をちゃんと受け止められた様子は
ないようだったが、それだけでは少し弱い。

武道の習い事をやめてしまい、プリキュアにはならないと
言うからには、ありすにとって戦うことへの抵抗は
かなり強かったはず。
この祖父とのやりとりは、それを崩してしまうものだった。


はい、こんなもんでしょうか。
ありすのキャラクター性、良かったところ、悪かったところが
入り混じってまさに今回はごった煮という内容だったと思います。

でもねー、前回の六花に続いて今回もプリキュアになるという
大事な回で手抜かりがあるのはいただけないですよね。
ありすがプリキュアになろうと決意するシーン自体が
あんまり盛り上げられてなかったしね。
ごった煮というのはこの作品そのものの評価になるかもしれない。
安定してくれればいいんだけど…。


あ、でも妖精はいいね!
今回のランスを見ても思ったけど、ドキドキの妖精は愛くるしい。
実はこれってプリキュアではデリケートな部分なんですよ。

かつて過去シリーズ…要するに初代や「プリキュア5」の妖精には
問題児がいたんだよね(笑)。

初代では言うことを聞かない妖精がいて、ただ、それに対しては
男からすればイライラするって部分だったようだから、まだ良かった。
女児が楽しめるならそれは厳密には問題じゃない。

しかしプリキュア5は本当にまずかった。
ある妖精の扱いなんだけど、その妖精が原因でトラブルが
起きたりしても全く責められなかったりするんだよね。
そのくせ出番は多いし、女児がどうかは分からないけど
これには男女問わずイライラさせられてたはず(笑)。

だから過去作の妖精って実は結構危ない部分があったんですよ。
可愛いだけの存在のはずがストレスになっちゃうっていう。
といっても「フレッシュ」以降は安定して可愛いんで
そんなに気にすることはないんだけど、ドキドキはそれに加えて
「愛くるしい」という新しいチャームポイントを備えているのが
とても良いと思います。

以上、全体の評価でした。
この後はシーンごとに見ていきます。



冒頭。
ほおお、72色の色鉛筆ですか。
ここまでくると一体どんな色があるか想像つかないね。
黒だけでも3色ありそう(笑)。
ありすをからかってたのは双子だったけど、
この先も出番があるんだろうか。
その後受けた仕打ちを考えると、もう姿を現さない気もしますが(笑)。

ドキドキプリティグミ。
トートはチョコじゃなくグミでした。
訂正いたします(笑)。

ありすの指示でせり上がった椅子から現れたのは、
行方不明になった妖精・ランス。
「ど~もでランス~」
殴るぞこらあぁ(笑)!
みんなそれなりに心配してたところを、のほほんとこやつは(笑)!
でも一人でさまよう羽目になったのはちょっとだけかわいそうだし、
「ス~ おこられたでランス」は可愛い。

窓がガッシャンガッシャン閉じられて行き、スクリーンが降りてくる。
大げさなんだよいちいち!
金をかけてますアピールするな(笑)!

スクリーンに映っていたのは、マナが変身する姿。
……あちゃー。
変身後かと思ってたのに「プリキュア ラブリンク!」の
ところからじゃ言い訳できない(笑)。
クシャポイは分かるようで急に言われると「ん?」て思うね(笑)。

敵方。
「でも負けたんだろ?」って言われて「うるさいなー!」の、
この言い方がとても良いね。
ただ怒鳴ってるんじゃなくギャグっぽいニュアンスが
ちゃんと入ってるところが田中真弓っていうか。

ジコチュー出現。
しかし防犯カメラの映像も、目撃情報の書き込みも削除された。
この設定は徐々にフェードアウトさせて行っていいと思います。

中学生ぐらいの兄をつれて仕返しに来たいじわる双子。
パワー的な意味での差がある場面なのに、
言葉でマナが泣く展開になったのは予想外で良い。
あとこれを説明するシーンで妖精の耳をむにむにする六花も良い(笑)。

プリキュアの力は大切な人を守るため。
それを怖がっちゃダメだと言われて現場に駆けつけたありす。
逆光での登場シーンがカッコ良ーい(笑)!

おじいさま。
どちらかというと悪の天才科学者って印象ですね(笑)。

ラジカセを知らないマナ。
ええええええ!
うそおおん。
たぶんスタッフの実体験なんだろうけど、
やめろこういう自虐みたいなジェネレーションギャップは(笑)!
ラジカセなんて知ってて当然だろ!
今でもCDラジカセって売ってるよな!?

キュアロゼッタ。
「くださいな」がちょっと良い。

カッチカチのロゼッタウォール。
今年のプリキュア出場芸人が決まった気がします。

「ありがとうありす!君こそ僕の最高のパートナーランス!」
こういうことを素直に言えるのは良いですね。

まこぴーが防犯カメラに映っていた。
シリアスなキュアソードも四葉財閥の前には形無しだった(笑)。

次回はキュアソードの正体が明らかに!
…いえ、それがバレたところで今回は終わったんじゃないですか。
なんで予告で驚いてるんですか。
しっかりしなさいまったくもう(笑)!

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