ふしぎの海のナディア デジタルリマスター版 35話

  • 2012/12/25(火) 19:29:53

なかなかでした。
では内容に入りましょう。

34話はここから。


ナレーション。
旅が終わろうとしてるだなんて、そんな寂しい。
ナレーションの短さが余計に終わりを感じさせる。

気球でのんびり移動していた割には滑空して激しい着陸。
着いた先は湖。
ここがナディアのふるさとらしい。
…本当のタルテソスはどう考えても沈んだアトランティスのはずだけど
大人の事情で変わったのだと、これ以降気にしないこととする。
ハマハマはタルテソスは森の奥にあると言っていて、
その言い方なら比較的近い気がするが、気球で結構長い距離を
移動してるように感じることと、タルテソスの場所を教えてくれたのが
ムラムラであることも……気にしない方がいいんだろうな。
おいおい(笑)。

気を取り直して湖についた一行。
お、作画が戻ってる。
よしよし。
ついて早速、ナディアは何かを感じて湖へと進む。
沈むことなく歩いていくと、立ち止まった場所から
湖が円形に割れ、穴となっていく。
サンソンに怒られつつジャンはグラタンで追いかけるが、
その途中で気球を切り離したため、飲み込まれる。
面白かったけど切り離したのは分かりにくかったな。

落下するグラタンをナディアが静止させ、
そのまま一緒にゆっくり降下する。
倒れたナディア。
夢を見ていたらしい。
内容は、黒い雨が降り続いて洪水になり、
がらんどうのナディアの体がそれを飲み込んでいく。
ジャンたちは溺れ、それを見てナディアはやめてと言って泣くも
その涙でさらに水かさが増していく。
ジャンたちは魚となって雨と一緒にナディアの中に流れ込む。
鐘の音が鳴る。
今は頭痛がする。
…これって意味があるんだろうか。
書いておいて言うのもなんですが(笑)。

全てを知ることで昨日までの自分でいられなくなることが
怖いと言うナディア。
励ますジャン。
さっきからサンソンがナディアを変だと言ったり
冷やかしたりしてるけどちょっとおかしいな。
ムードを重くなりすぎないようにするために
スタッフは入れたんだと思う。
でもちょっと不自然(笑)。

硬化テクタイトの壁を手をかざして取り除き、先に進む。
自分もやりたいとせがむマリーを強い口調で断り、
少し優しく危険なものだと説明する。
そのあと地面に穴があいて降りていったけど、
これは少し進んだあとなので壁を取り払う必要が
なかったわけではないはずです(笑)。
グランディスの真似をするマリーの「あたしゃ」がいいね。

ナディアによると、今いる場所とレッドノアは同じ
古代アトランティス人の遺産で、これがノアの方舟らしい。
ナディアの説明に「王家の血を引く人間」のような
みんなは知らない言葉が出てくることにジャンは気づくが、
「地球人」という言葉に反応してナディアを見ると
ナディアは顔を背けてしまった。

アトランティス人に起きたこと。
以前レッドノアの説明にあったように、まず戦争を始めた。
今回はその後が明かされた。
一つの舟は炎で焼き尽くされて海に沈み、
アトランティスと呼ばれるようになった。
もう一つの舟・レッドノアは主を失ってどこかへ消えた。
そしてもう一つの舟・ブルーノアは飛ぶ力を失ってここに落ちた。
かろうじて生き残ったのはこの船に乗っていた
わずかな人間だけで、彼らがここに国を作った。
ナディアはそのタルテソス王国の王位継承者、姫になる。
なるほど。
レッドノアにはノーチラス号のようなものがたくさんあったから、
それらも収容する大きな船が3つあったんだな。
ネモたちの住んでいたアトランティスはその子孫だから
タルテソス王国と名づけていた…ということで
今回の最初でも書いたおかしな点のことは説明はつく、か?
違うなら違うとちゃんと言わなきゃいけないですけどね。

ナディアに母からもらった指輪の話をするグランディス。
宝石のついたその指輪には秘密があり、それは、
真っ赤な偽物であること。
ナディアを元気づけるためのグランディスの思いやりだった。
自分が住んでいた屋敷を訪ねたら、気に入ってたところは
みんな変わっていてがっかりしたことがあり、
だから故郷が寂しい姿になっていたナディアの気持ちが分かる、とも。
優しいねえもう(笑)。

でもそれだけじゃない、と言うナディア。
レッドノアからずっとあった頭の中のモヤモヤがはっきりしてきて、
もう一人の自分が王族の血を、力を取り戻せと呼びかけてくるらしい。
ブルーノアの中では全てがナディアの思い通りになる。
とてつもなく大きな力が隠されていて、命令を待っている。
もし自分が求めてきたものがそんな恐ろしい力と
結びついているとしたら……そう思うと自分の本当の姿を知るのが
怖いナディア。
ブルーウォーターを持つ者は、神にも、世界を滅ぼす悪魔にもなれる。
その話を聞いてグラタンを止めるサンソンがいいね。
ナディアの気持ちを慮ってのことと、今ならまだ……って意味が
あるんでしょうね。

着いた先で、タルテソスを浮上させるナディア。
この奥に何億もの魂が眠っているらしい。
ブルーウォーターが赤く光り、死んだ人の魂と悲しみが
入ってくるとナディアが言う。
そういえば以前ノーチラス号がアトランティスに入るとき、
ネモがブルーウォーターを取り出したらそんな声が
聞こえてきたことがあったな。
「今ここを支配しているのは破壊と死、そして…あたしよ…!」
いいセリフですね。

その姿に「自分を信じるんだよ!」と励ましたグランディスの言葉で
さらに感情が高ぶるナディア。
ジャンを困らせたり、団長の機嫌ばっかりとってたり、
ネモにさよならも言ってあげられなかったり、
全部が嫌いで自分の中には何一つ本当のことはないと言う。
あるとすれば、アトランティスの力を受け継いだ
恐ろしい女の子というだけ。
……今見るとこんなときでも自分で自分のことを女の子って言うのに
違和感があるね(笑)。
そんなナディアが好きだと言って励ますジャン。
ここの絵がちょっとおかしかった。
サンソンは「けっ!」と一人反感を持った様子。

ジャンの言葉でナディアが少し落ち着いたか、
エスカレーターが動き出した。
国がなくなったのに今でも動くのは凄いと言うジャン。
それを聞いてタルテソスが形を変えたことに気づいたと言うナディア。
ネオ・アトランティスに。

到着したのはバベルの塔の先端。
色が違うから宇宙にでも来たのかと思ったけど、
さっきナディアが行った通りここは湖だった場所に
タルテソスが浮上したもののはず。
バベルの塔は本当のふるさとと連絡を取るための通信機で、
その本当のタルテソスは277.5光年離れた場所にある。
「他の天体…」と言ってその意味に気づいたジャン、
このときのナディアの表情がいい。
アトランティス人は宇宙人であるとジャンたちに知れた。
いつか自分もブルーウォーターを使って、ジャンを始め世界中の人間に
不幸を振りまくと叫ぶナディア。
そしてナディアは……ジャンにさよならを告げ、飛び降りた。

地上。
ナディアは生きていた。
ブルーウォーターのおかげで、地面に近づくにつれて
ゆっくり落ちていったらしい。
怖かったと抱きつくマリー、ナディアの頬を叩くグランディス。
みんなが驚く中、サンソンだけは動じない。

自分はブルーウォーターから逃れられない、と悲観的なことを言う
ナディアに悲劇のヒロイン気取りかと言って怒るサンソン。
みんながどんなに心配したかも知らないで。
サンソンのさっきからの態度の理由はこれだった。
みんながどれだけ大切に思っているかも知らず
一人で自暴自棄になるナディアが許せなかったんだな。
ジャンは止めるが、これは言わなければならないことだった。

「ジャンは…どうして生きていけるの?」とたずねるナディア。
「生きてたら明日があるから」と答えるジャン。
ブルーウォーターの秘密がなんだろうと、アトランティスとどんな
関係があっても、たとえ地球の人じゃなくったって
ナディアはナディア。
ありのままの姿を受け入れられ、ようやく前を向くことができ、
自分が間違っていたことに気づけたナディア。
ジャンの手を握って謝った。

すぐそばに言葉が彫ってある壁を見つけた。
ナディアは手をかざして読み上げる。
このとき鐘の音が鳴っているが、
これがナディアが夢で聞いた音だと思われる。
何かそっちとつながっているときに聞こえるとかなんだろうな。
文字が書かれたそれは、ナディアが生まれた日の、
ナディアのための碑文だった。
「授かりし我が娘ナディア」とあることから、
作らせたのはまず間違いなくネモ。

ナディアが生まれたのは、西暦で言うと1875年5月31日。
つまり、今日だった。
みんなで誕生日のお祝いをする。
サンソンのよそを向いてるけど最後の「トゥーユー」は
照れながら歌ってる。

グランディスにさっきの指輪の話を始めるナディア。
グランディスの母親は指輪が偽物だと知っていたけど
大切にしたかったはずだと言う。
「パパが初めてくれたものだから」とそれは大事にしていたと
答えるグランディス。
ナディアは今はそう信じたい気持ちにある。

奇妙な音が聞こえる。
上に上がって空を見上げて発見したものとは…?



なかなか面白かったですね。
ちょっとセリフが多すぎるかもしれない部分はあるんですが。
まず悲観に暮れるナディアがあって、それがラストで自分の生が
許される、ナディア自身が自分を受け入れることができて、
その意味も重ねて誕生日が発覚してお祝いして、その気持ちの変化を
表すものとしてグランディスの指輪への受け止め方を語る、と。
練られてはいる。

ただどうも素直にすごいと思えなかったんだよなあ。
ちょっと詰め込みすぎたかもしれないし、
始まっていきなりナディアが湖の上を歩き出したとこから、
何がどうなってるか整理もなく急ぎ足でどんどん話を進めていったのが
少しまずかった気がする。

落ち着けなかったよね、だから。
今回見ていて常に今何が起きてるんだろうって気持ちが中にあった。
最後になって、今回は親も故郷も生まれた日も知らないナディアが
自分のルーツを知り、そしてどん底の状態から生きる意思を持つに至る
話だったんだなって思えるんですが。
だからナディアは生まれたことを祝福されたんだと。

でもこれは大事なことだから、最初から焦点を明らかにした方が
良かったと思う。
これは別に出生の話をやりますと言えってことじゃなくて、
不思議の連続で視聴者を驚かせない方が良いという意味で。
ブルーノアがどうとか謎を明かすのは、ナディアの背負うものの重さを
説明するのに必要なことではあるから、削れない。
だから一息つく時間が欲しかった。
そう思う。


さて今回についてはようやくこれで終わりですが、疲れた!
やっぱりもう、あらすじめいたことは書きません!!!

ホントに気が重いんだよね。
ナディアの話を書かなきゃいけないと思うと。
時間がかかる意味だけじゃなく、労力が半端ない。
文章の達人とかじゃないですから。
簡単にさらっと書きます。
次からは。
絶対。

あと数話だからしっかり書くことから、
あと数話だからできるだけ気持ちよく書くことにシフトします。
何度でも言うけど本当に気が重いんだもん(笑)。

ではまた。
次からは楽になるぞ~~……。


36話はこちらです。

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