サイコパス 4、5話

  • 2012/11/22(木) 17:27:57

2話まとめて更新です。
ところで4話あたりから妙にあかねを可愛く思うようになったんだけど
なんででしょうか。
このアニメがお気に入りになりかけてるのかもしれません。


コウガミのことを相談するヒロイン…ええとあかね。
そんなに悩んでたの?
そこまででもなかったような…。

絵を描くおやっさん。
顔に似合わない趣味を持たせるのは珍しいことじゃないが、
絵画は少しイメージから離れてる。
そこまで普通のものを作る気はないかもしれない。

失踪者の部屋。
あかねとギノザの来てるスタッフジャンパーみたいなの、
未来にしてはレトロなデザインだし、
それに「WPC」ってロゴを見ると……
「WPS」が略称の湾岸署みたいだよな?
踊る大捜査線を取り入れちゃった?
でもアニメファンでそう思う人間って何人いるんだろうな(笑)。

失踪者はすでに殺されていると推理するコウガミ。
床の傷とかソファの位置とか、王道の推理もののようでいいね。
やっぱり俺の思った通りのアニメかもしれない。

誘い込まれたあかね。
素性が思い切りバレてた。
そんな状況でしかも相手はアナーキストだというのに
あっさりタリスマンについて質問し申し出も受けるとは、
バカと言ってもいいまでにうかつすぎる。
何を考えてるんだろうか。

しかしこの菅原昭子、卒業アルバムとにらめっことか
同期のよしみとか言ってたけど、あかねと同い年には
見えないんだよね(笑)。
あかねにゃ口元のシワはないもん(笑)。
本当かなあ。
殺されちゃいましたが。

「そんな考え方してるからサイコパスが濁るんですよ」と
ついコウガミに向かって軽口を叩いたあかね。
自分の行ってるコミュニティを悪く言われたのが気に入らなかったか、
当たり前に普及してることに否定的なコウガミをおかしいと思ったか、
あるいは少し慣れたからか。
どれだろうな。


5話。

おお……。
殺されたスプーキーブーギーと会話するシーンから始まるとは、
これはやられた。
大した展開ですよ。
これぞ物語。
あかねは知らないけどすでに偽物で…という。
めったに見れない上質の物語だった。
でもあっさり縁を切られちゃった。
それはかなり残念。
騙されたまま話が進むと良かったのに。

ハンターの話、どっちも正解だと思った俺はおかしいんだろうか。
複数の小さい獲物と大きい獲物一つだと
どっちの収穫量が多いとは一概には言えないみたいな、
そんな感じでじゃあどっちが正解とは判断できないよねーって
考えちゃったんですが(笑)。
ゲーム理論がどうとか言ってたからそもそも俺が考えたのと
違う話だったんだろうな(笑)。

菅原昭子、二十歳。
はたちかよ(笑)!
ごめん全然見えなかった(笑)。

「タリスマンの評判が下落した時期ですからね…。
それが、二ヶ月前のこの日を境にして持ち直す」
これねえ、ここでピンときたんだよね。
ああ、自分の期待や入れ込んだ気持ちを裏切ったアイドルが
許せなくて殺し、自分あるいはファンの望むアイドルで
あり続けさせようとしたのが動機だったんだなって。
実際にはアバターを崇拝していたみたいだけど、
このセリフとグラフで大体の察しはつく。
無数のターゲットから一気に絞り込む推理も含めて、
ここはかなり良かった。
集合知とかイデアとか、ただの依存というより犯人なりの
理屈のある惚れ込み方だったことも好印象ですね。

犯人を追い詰める。
非常に残念ながら、今回はここからおかしくなった。
廊下のシーン、犯人はホログラムで目くらましをしてから
すぐ走ってるのに、なんでホログラムが解けたあと
その場に立ってるの?
じゃあ何のためにホログラムをしかけたの?
片腕吹き飛ばされたじゃないですか。


そして射殺するシーン。
ここですよね。
抵抗する力のない容疑者を殺してどうすんだよ、
尋問せずにいきなり殺すか普通、っていう。
どう見てもおかしいですもん、これ。
殺した後に「いったい誰と話してたんだ」とか言ってるのが
余計におかしいと感じさせる。
部屋には他に誰かがいる可能性を考えながらも
犯人を中心に3人が広がって構えてたのも変だった。

犯罪係数が一定を上回った人間は、危険分子とみなして
すぐその場で死刑を執行するシステムになっているのかもしれない。
でも今回の場合、すでに何もできない状態だったことからすれば
容疑者から話を聞いた方が良かったし、それにここに至るまでは
推理によって犯人を特定するに至る普通の刑事もののような
展開だったため、その流れに思い切り反するいきなりの射殺が
巨大な違和感となってしまった。

だから……要するにルールの徹底だよね。
うん、この世界はこうなんですっていうルールを
視聴者の頭に思い切り叩き込んでおく必要があったんだよ。
改めて考えてみるとこのアニメの世界はかなり変わってるから、
人物の行動や会話でさりげなく伝えるんじゃなく、
はっきりこの世界の法について説明した方が良かった。
そうすれば少なくとも今回のような違和感を
持たれることはなかったはず。

そんなわけで、ここはダメでした。
当たり前の顔して擁護する奴はそりゃあもうバカです(笑)。


おおおおお、コウガミが元監査官だと明かされた。
誰もが頭をかすめたことだと思うけど、ここで放り込んできたかあ。
そこがこのシーンのいいとこなんです。
このタイミングで来たことが。
これは後でまた書きます。



はい、という感じの4、5話でした。
2話構成になると思ったからまとめて更新しようと最初から決めて
こうなりました。

まあ評価の方はねえ、うーん、5話は特にいいとこと悪いとこが
はっきり分かれてたんでなかなか難しいですけどね。
冒頭と中盤、ラストは間違いなく良かったし、
後半は見ての通りダメだった。
がっかりしたもんね。
どちらかで言えば良い方が勝ってるとは思うけど、
まあまあ、の評価になっちゃうだろうか。


でもラストは別の意味でも良かったですよ。
これは1話から思ってて黙ってたことなんだけど、
一言で言ってこのアニメは、アニメならではの刑事ドラマを
作ろうとしてるんじゃないかと俺は考えてた。

具体的には、ラストボスを倒してシビュラシステムによる
歪んだ世界を正しくする…といったアニメ的な話ではなく、
理想を求める甘いキャラが信頼の置ける仲間と一緒に
歪んだ世界の中で必死にもがくような内容になるのではないか、
「踊る大捜査線」の本広克行が関わる最大の理由はそれだろう、
と1話を見て俺は思った。

この予想には願望もあったんだけど、今回のラストによって
それへの期待感が高められた。
コウガミと別々に捜査したり、基本的に執行官に対して厳しい目を
向けるギノザだが、あかねには「君には同じ轍を踏んで欲しくない」
と優しい言葉をかける一面を見せた。
そしてコウガミは「セラピーよりも捜査を優先し、
執行官に降格された」という、いかにも刑事らしい過去を持つ
キャラだった。
自分を励ましてくれたとあかねが言ったのがまた良い。
コウガミのまともな人間性が作中で認識されたということなので。

この二人の差には、刑事ドラマで言うエリートのキャリアと
所轄の刑事の関係を連想させる。
となると次はこの二人が志を一つにして
犯罪と戦う展開を期待したくなる。
だから今回のラストは良かった。
このアニメは刑事ドラマの要素をほぼ間違いなく取り入れている。

ちなみに今これを書こうと思った理由は
よそで似たようなことを書いてるとこがあったからです(笑)。


さてそんなこんなでサイコパス、この5話は良くない部分が
はっきり出ちゃったけど、正直なところもう結構期待してます。
期待させてますよ、このアニメ。
平凡なところにはいない。

槙島はシビュラシステムによって人の心が数値化された世界で、
人間の本当の心の底はどこまでの深さか、あるいは数値には現れない
人間の個性に興味を示し、追いかけている人間なのかもしれないな。

ひとまず今回の犯人からは完璧に他人のアバターを演じ切れるが
本人には何もないという結果を得た。
次はどんな人間を観察対象にするんだろう。

どんどん良くなって行くよう頑張ってもらいたい。

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