「新世紀エヴァンゲリオン」を26話まで見た。

  • 2012/11/17(土) 05:26:15

バンダイチャンネルで先週の土曜から4~5話ずつ
生配信されてたので見ました。

エヴァを見るのはなんと初めてです。
ゲームはやったことあるんですが。

そんなにいいこと書いてないんで今日公開の映画で
盛り上がってる人は水を差されないよう見ないでください(笑)。


さて、早速評価の方へ参りますが、えーーーっと。

ダメですね。
ええ。

これはダメです。
最終回の最後は盛り上がるBGMでラストシーンは作ってたんですが、
完結してません。
あくまで作ったのはラストシーン、すなわち最終回最後の
シーンであって、物語の最後が描かれたわけじゃあない。
一応人類補完計画が発動してシンジの心が補完されたという
エンドではあるのかもしれませんが。

だからこれはダメですね。
エンドにたどり着いてないという点ではガンダムAGEにも劣ります。

特に25話からなんてもう見ててイライラしてきてね。
うっとうしくて分かりにくい話を延々と続けやがってもう。
あんなのはナレーション付きスライドショーで、アニメじゃない。
26話で説教する流れになったとき「うるせえよ!」って
言いたくなったもんね。

心理描写も糞もないんですよ。
ずーーーーっとしゃべるだけで。
あんなもん見ていられるわけがない。
見てる側の集中力が持たない。
だって絵で視聴意欲を持たせられてないんだもん。
映像として、あれを見て誰が楽しいんだっていう。

ホントどれだけ作画状況が悪かったんだろうな。
後半は予告もどんどんまともじゃなくなってて。
こんなアニメ他にあるんかいな。
話数と作画時間、どっちが足りなくてこうなったか分かんないよ(笑)。

まあそれでもひとまずラストシーンは作ってるから
こうしてダメだという評価ができるというのはある。
だって俺26話を見てる間、これは評価することもできない駄作だと
思ってたからね(笑)。
そこよりは評価可能な分だけ上なんですよ(笑)。

とはいえ、悪いものは悪い。
最終回のOP見てちょっと悲しくなったもん(笑)。
なんでこのイメージをそのまま作れなかったんだろうって。
大体のことは知ってたけど、予想以上にエヴァはダメだった。



具体的な内容についての話もしとこう。

まあ後半はね、時間不足だったね。

いきなりトウジたちが別の地域に避難か何かしたと思ったら
リツコは突然崩れちゃうし、
初登場のカヲルはいきなりその回で死ぬし(笑)。

シンジと打ち解けるのが早すぎるんだよ、どう見ても。
1話でやんなきゃいけなかったから
シンジに照れさせたりしたんでしょうね。

23話でレイが死ぬとこや3人目ってシーンとかも
普通はもっと丁寧にやるとこですよ。
これはあらかじめ知ってたから実際などんな感じなんだろうと
思ってたんだけど、まさかこんなあっさりしてるとは。
予定通りに作られたのはせいぜい加持が死ぬとこまでだろうな。

そもそもの話として、このアニメってキャラ描写が弱いんだよ。
戦闘や物語が展開する合間に、ぽんっと描写が入るイメージで、
しかも演出が富野アニメかと言うほどあっさりしてる。
フラットに進んでいく感じなんだよね。

だからこの内容でレイが爆発的な人気を獲得したことが
いまいちピンと来ない。
いつもは無表情なのがたまに感情を表に出すというのが
いいんだろうけど、実際に見たレイはたまに感情を強く表に出す以外
いつもは目立つことすらないような様子だったもん。

それにシンジ。
このキャラに至ってはしょっちゅう性格が変わるような有様だった。
シンジと言えば悩んだり臆病だったりってイメージだけど、
実はそんなのはたまにしかなくて、普段はトウジたちと一緒に
ドタバタをやってギャグ顔になったり、ある回では突然自分が
エースパイロットであるかのように調子に乗りだしてたりする。
アスカと正面からケンカすることもあった。
もう全っ然違うの。
そしていきなり集団が苦手だと言い出すから、
コロコロ性格が変わってるようにしか見えない。
というか変わってる。

でも今ちょっと書いたけど、鬱々とした内面描写はたまにしか
入ってこないのは驚いた。
これってエヴァの代名詞みたいになってるじゃないですか。
昔プレイしたサターンのエヴァだと、2作目なんかはもう
世間一般のイメージの内容なんだよね。
シンジの性格もそうだし、確か女シンジというコンセプトで作られた
山岸マユミという新キャラまで用意されてて。
ちなみに僕は当時女シンジというのが見た目のことだと思って
言われてみれば似てるなあなんて言っちゃったりしてました。
恥ずかしいです。
ってまあそれはともかく、実際のエヴァは四六時中悩んでるような
内容じゃなく、コミカルなシーンが多いアニメだったと知れたのは
収穫だった。
明るくていいよね。

そういやゲンドウも徐々にシンジを認めてきてたもんなあ。
本当のエヴァンゲリオンってどんな内容だったんだろうか。
ゲンドウがダミープラグで使徒に侵食されたエヴァを倒させたのは
シンジを守るため、そのあとエヴァから降りると言ったシンジへの
「お前には失望した」はそれなりに期待していたということかも
しれないと、見ていて思ったよ。
もしかしたら当初予定されてたラストはこのテレビ版でも
劇場版でもなく、もっとずっとまともな、普通のアニメとしての
ハッピーエンド的なものだったんじゃないだろうか。

おっと話がそれたな。
いろいろ書いたけど要するにキャラ描写はぶつ切りで
つないでるようにしか見えない、出来の悪いものだったと思う。

テンポも……でもこれははっきり言えない。
キャラ描写も実はちょっとそうなんだけど、
見ながらツイッター連動で書き込んだりしてたから
集中できてない部分もあったんだよね。
前にそれで失敗したのにまたやりました(笑)。
なので一応テンポもキャラ描写もちょっぴり保留ということで
お願いしたい。


話を戻すが、もちろん何もかもが悪いと言ってるわけじゃない。

ヤシマ作戦とかユニゾンの戦闘とか、使徒との戦いは
毎回趣向を凝らしていて、当時のロボットアニメとは
一線を画していたと思う。
エヴァの設定がまずいわゆるロボットとは違うから、
そこから生まれる物語の展開も異色を放っていた。

俺は特別好きでもないけど、レイのキャラは新しかった。
レイだけでなく、貞本義行によるキャラデザイン自体が魅力的。
当然ながらネガティブな心理を考え込む描写も新鮮だった。

他にはゼーレとかアダムとかなんだかよく分からない用語や
存在によって作品世界を壮大に見せる効果もあったし、
エヴァには新しいものや視聴者を惹きつけるものも確かにあり、
それがブームを起こす大きな要素であったことは間違いない。
いい部分も確実にあった。
俺だってエヴァはこのときまで見たことなかったけど
ゲームをやったりUFOキャッチャーやったりして好きだったからね。

ただまあそれで培ったイメージほど深くも面白くもなかったのは
驚きでしたけれども(笑)。

そういやさあ、昨日の新劇場版の破を見たら、
当然のように面白かったんだよ。

レイは料理作ったりしてテレビ版より明らかに可愛いかったし、
リツコも加持のことをリョウちゃんって呼んだりして
仲がテレビ版より容易に想像できる、伝わる。
アスカも前向き、作品自体が前向きで魅力が詰まってたの。

これを見てテレビ版の欠点がさらにはっきり感じ取れた。
主にキャラ描写の面で。
薄いんだよなあ結局。
薄いし本当の意味での描写ができてないというか。
シンジの性格がコロコロ変わったように、
段階を踏んでないのかもしれないな。
新劇場版は本当に面白いです。


まあそんなわけで、え~っと、「新世紀エヴァンゲリオン」でした。
いきなりまとめに入りましたが(笑)。
魅力的な部分はあれど、イメージに見合うだけの面白さでは
ありませんでした。

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