ギルティクラウンを見た 7

  • 2012/07/13(金) 18:06:59

さあ、全話終わりました!
やっとです。
いつもより短く書いてるけど、それでもこの道のりは疲れたよ。
22話についてはこちら。

残すは全体の評価のみです。


んー、基本的には面白かったと思いますよ。
2話で軽く心を掴んで、3話からはそのまま最後まで
全く退屈することはなかった。
葬儀社の勧誘を断るというまさかの2話から始まり、亜里沙のことや
集の腕が切られたりとか、驚きの展開が何度もあったしね。
嘘界とかダンとか敵にもいいキャラがいた。


ただ、せっかくその回が楽しい内容の話だったのに、
まるで余韻に浸らせまいとするかのようにギャップのある展開を
ラストに入れることが多かったのは気になった。

あと個人的には結局ヴォイド測定器って誰が用意したんだろうとか…
ああ、あの辺を担当してた春夏?
春夏かもなあ……まあどちらにしろ作中で説明がないのは
ダメですが(笑)。

でも一番はやっぱり11話から本格的に始まった、
時間不足による描写不足だった。
心理の一足飛びを代表に、描かれなかった関係やキャラの背景が
多かった。
せめて通常の2クール分あれば、増える2話で19話あたりに一つ、
そして最終回にもう1話使えばもっとマシになってたはずだもん。
最終回にまで影響を及ぼしたこれが一番まずい。
好きなキャラである嘘界の死に様ももっと演出できたしなあ…。

あとそういや設定もあんまり説明なかったなあ。
俺、エンドレイヴって未だに何かはっきり分からないからね(笑)。
どういう経緯で作られたとか。
いのりが歌うグループか何かである「エゴイスト」も
物語にほとんど絡まなかった。

こういうふうに、設定にしてもキャラにしても作品全体として
ふわーっとしたままどんどん流れて話が進んでる気がする。
映像として大事なところをちゃんと見せてない説明不足のところと、
あといったん流れを止めて物語を確認する時間がないというか。
これは序盤からぼんやり思ってたことで。

例えば「はじまりの石」が島に落ちてきた隕石で、
12話で茎道が指輪に変えたこと、真名にはめさせることでコントロール
しようとしたけど結局集と涯が妨害して失われたことは、
最後まで見たけど気づかなかった人間って結構多い気がする。
少なくとも俺はそうだった(笑)。
別のことが気になって見直したときに気づいた。

だから、こういうことなんだよね。
何がどうなったみたいなことが、言葉による説明も、
映像で分かるように見せることもない。
そういうところがこのアニメをなんとなくしか理解できないまま
見てしまう原因になってる。

そうそう、タイトルも疑問があった。
ギルティクラウンとは「罪の王冠」ということなのはいいんだけど、
他人の心を武器にすることがどう罪なのかがピンと来ない(笑)。
たいてい合意を得てるしね(笑)。
もうタイトルでつまずいちゃったよ。


あ、いかん、不満だらけになってる。
基本的に面白かったんだよ。
それは本当なんだよ。

そういえば、前に9話まで見て「こりゃあ面白えな」て
思ってちょっと検索しましてね。
そしたらいわゆるまとめサイトに当たって評判を見たんだけど、
まあーボロクソに叩かれててね。
集はクズクズ言われるし、涯とかいのりとか他のキャラまで
叩かれまくってて。

これ、本当にめちゃくちゃびっくりしてね。
もう全く理解できなかったもん。
何をどうしたらこんな見方になるんだろうかと。
かといって1話ずつ調べるのも面倒だからそのままにしてたんだけど、
別のことで調べてるうちにたまたまそれが4話からだと知った。

またびっくりした。
まさか始まって間もない4話の時点でもう話を見失ってるなんて。
特に、ラストで集が発信機を持って行った意味を理解できてない。

あの……まずいよ。
だって別に難しいこととかぼやかしてることじゃないんだもん。
ラストシーンに持ってきてるんだから大事な意味があるに決まってる。
それが理解できないなんて。

これ知ったとき、本当にまずいと思った。
今のアニメファンは頭が深刻に悪くなってる。
どう考えても見れば分かることを理解できてない。

そしてこのことによって、集たちを叩きまくってたのは
キャラの気持ちや行動の動機が理解できてないからだと気づいた。
だったら、叩くのは完全に筋違いです。
原因は視聴者にある。
結局最終回まで様々なキャラがクズだと言われ続けたけど、
それも間違いです。

王国の頃なんてみんなまともでいれらない状況だったから
そこでの行動は責められないですよ。
言ってみればみんながお互い様だったわけで。
特に颯太たちのランクになると死の恐怖を常に怯えるような
環境だったわけだから。
祭の死が颯太の見栄のせいというのは確かにその通りだとしても、
結果論の部分もあるし……本当にいろいろ積み重なってるんだよなあ。

亜里沙はしゃあない部分があると思うけど、集を含めた他のキャラに
関してはクズと呼ばれるに値するようなのはほとんどいない。
ロスト・クリスマスを起こそうとした茎道や、一般市民に暴行した挙句
殺したダリルみたいな悪役は除くとして。

本っ当、今のアニメファンはやばい。
頭が悪いことに加えて、真面目に見てない気がする。
まるで軽く見てネットで騒ぐことを一番の楽しみにしてるような。
これはハルヒのダンスブーム以降の流れに思えるんだけど。

アニメファンだと自覚してるなら真面目に見なきゃダメだろ。
ゆとりなんてもんじゃない頭の悪さになってるぞ。
下手すると人生でアニメしか作品というものに触れたことがなく、
それも過去の名作は知らず今放送されてるアニメだけをなるべく多く
見るだけの状態になってしまってるんじゃないかとすら思える。

多く見たいならそれでもいいけど、その代わりせめて1クールにつき
一作品でいいから録画して二回見て感想を書くことを
始めてもらいたい。
それだけでも変わるはずだから。
本当にシャレになってないんだよ。


れれれ、面白いと言ってたのに気になった部分がほとんどになって、
最後はアニメファンに対する苦言になってる(笑)。
ブラックロックシューターの評価も同じことになってたなあ(笑)。
いかんいかん。

要するに、基本的には面白くて、時間が足りてないことが
全体的なマイナス要因となっている、そんな作品ですね。
「使い切ってない!」て感じるんだよね(笑)。

俺としてはまあラストが最初理解できなかったから
そこで一気に冷めちゃったけど、評価は決して悪くないです。
少なくとも世間の評判は正しくないね。


ああ、思ったよりはるかに長くなってしまったなあ。
なのに結論は短いなあ(笑)。
はい、じゃあ、ギルティクラウンでした!

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この記事に対するコメント

すごい信者臭い言い回しですね。

一話ごとに言うことが変わるキャラを擁護できるなんてすごいです。
少なくともリアルタイムで毎週毎週考察してないあなたに何がわかる
というのか。

だいたい色んなアニメから持ってきすぎなんですよ。作ってる人間の考えてる
ことが透けて見えるんです。アニメ見てれば少なくとも思ったでしょ?
これあのアニメのあれをやりたかったんだろうなあって。

しかし、あのような状況だからクズになっても仕方ないですか。そうですねそれが
数人ならまだアニメとして見れましたよ。
でもあのような状況だからといってある程度はまともな人間
がいないと見る方はきついのは当然なのでは?
はっきりいって自分が都合の良いように解釈してるとしか思えない感想ですよ、あなた。

一番気持ち悪いのはハレのバースデーケーキですよ。ハレなんて後半すっかり忘れ去られていたのに最後になってなぜか出てくる。
あれはここでケーキだしておけば、感動するだろ?っていう制作者の押し付けにしか見えない。

  • 投稿者: -
  • 2012/07/17(火) 12:38:22
  • [編集]

コメントありがとうございます。

信者臭い、ですか?
半分近くは否定的な内容となっているのですが、
そこに触れてないことから察するに後半部分のことを
あなたは言っておられるのでしょう。
であるならまず、私は全く信者ではないと否定しておきます。
理由は否定的な内容も多分に含まれているからです。

さてコメントについてですが、1話ごとに変わるというのが
展開の早さを指すのであればその通りだと思います。
しかし、キャラクターの人格についてであればそれは違います。
心理が一足飛びとなっている部分はありましたが、一話ごとに
性格が変わるようなところは、私には見られませんでした。

リアルタイムで毎週内容について考えなければ分からないという
意見はよく理解できないのですが、少なくとも一気に見ることで
物語の筋や流れを見失わないというメリットはあります。
むしろまとめて見る方が、一話ごとにちぐはぐだった場合
すぐに気づくと思うのですが、どうでしょうか。

他のアニメの要素を持ってきているという意見はよく聞きますね。
しかし私はほとんどそれを感じませんでした。
理由は私がアニメをそこまで見ていないのもありますし、
似ているアニメとして名前が挙がっているコードギアスを
私は見ていますが、ピンと来なかったからです。
仮に部分的にはそうであっても、作品の柱を寄せ集めで
まかなおうとスタッフが考えていたとは思いません。

あのような状況とは王国編を指しているのだと思います。
それならツグミや綾瀬、アルゴはまともな側ではないでしょうか。
ヴォイドランク制を考案したものの、集に苦言を呈して
テント暮らしに追いやられた谷尋も正気だったと言えるでしょう。
そもそもあそこは間違った指導者の行いによってもたらされる
異常な世界を描いているわけですし、集も生徒もおかしくなるのは
2話程度ですからそこまでのきつさはないと思いますよ。
王国編が終わったあとの集は他人のアポカリプスなど全てを
受け入れて終わらせようとしており、これがクズの所業であるはずが
ないので、見るのが辛いようなことはないはずです。
私にはむしろ、自分の都合で全てを悪く解釈している方が
圧倒的であるように思えてなりません。

バースデーケーキはおかしいでしょうか。
確かに死んだ回以降も祭のことを思い出す描写があって良かったとは
思いますし、なかったのは時間不足が原因だろうと推測できます。
しかし、王国編が終わってからはラストスパートに入っているため、
そこで振り返る暇がなかったとしてもさほど違和感はありません。
それに祭が集たちの大事な友人であることは明白で、もし最後に
何のフォローもなかったとしたら、それはそれでスタッフが
キャラを使い捨てにしたと怒る人たちが出ていたと思います。
私はエピローグにふさわしい描写だと感じました。

あなたの意見はこのアニメに否定的な人たちの間で言われている
代表的なものだと思います。
否定的な意見の方がよく聞かれるだけに、ある程度評価している
私の考えを分かりやすく伝えられたと思いますが、どうでしょうか。

  • 投稿者: chocobis
  • 2012/07/18(水) 06:50:40
  • [編集]

初めまして。
少し前から管理人様のブログを拝見させていただいています。
私も最近のアニメファンには少し思うところがあります…。
ギルティクラウンは毎週リアルタイムで見ていましたが、世間で言われるような酷さは感じませんでした。
確かに時間不足、描写不足な点は否めませんでしたが、根底に流れているテーマやメッセージは良かったと思っています。
…あの、もし、よかったらですが、レクイエムスコア(小説版)を読まれてみてはいかがでしょうか?
展開は小説向けに多少改変されていますが、アニメでは描かれなかったものを見ることができます。
コミカライズも新しいエピソードや心理描写があっておススメです。
えーと、なんだか押しつけがましくてすみません。
これからもブログの更新楽しみにしてます。

  • 投稿者: -
  • 2012/08/12(日) 17:51:01
  • [編集]

コメントありがとうございます。
すみません、返事が遅れました。

おお、同意していただけますか。
この作品が非の打ち所のない作品であったと言うのではなく、
要するに叩かれすぎなんですよね(笑)。

それも確定事項のように言われていることが私なんかからすると
全くそう思わないことだったりして、そこで作品への理解不足を
さらに感じることもありました。

考えだすと難しい話ですが、賛否どちらであっても、
特定の掲示板やサイトのノリに毒されて
評価をエスカレートさせるのは危険であるという認識が
アニメファンの間に生まれて欲しいと思います。


ギルティクラウンは小説版が出ているんですね。
へええ、それは知りませんでした。
それに漫画版も。

最終回を見たときは最初理解不能に陥ったせいで、
なんとか評価はしつつもその後しばらく作品に対して
一切の感情がわかなくなってしまったんですが、
それはちょっと興味がありますね。
どうやら時間が経って落ち着いたみたいです(笑)。

押し付けなんてとんでもない、ありがとうございます。
それに何度かうちに来ていただいてたなんて嬉しい限りです。
世間と評価がズレることの多いブログですが、
たまにはたぶん同意できることもあると思うので
温かい目で見ていただければ幸いです(笑)。

  • 投稿者: chocobis
  • 2012/08/13(月) 17:25:23
  • [編集]

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