ガンダムAGE 27話

  • 2012/04/15(日) 05:36:10

ううううんんん…む。

面白かった。
良かった。

違ってくれとの思いも届かず脚本が日野だったことに
悔しさはあるものの(笑)、良かったことは紛れもない事実。

面白かった。
今までの中でも上位に来る出来だったと思います。



まずは、あわやというところまで追いつめられたフリット。

捨て身は怖いぜえ~、実力のあるキャラクターを死に追いやれる
ある意味において最強の手段だもの。

だから体にとりつかれて自爆されてしまったときには
本当にはらはらした。

なんせ前回フリット編からのキャラであるウルフと魔中年を
ちゃんと舞台も用意してやらずあっさり殺すなんてことを
やってるからな。
ミューセルを限界まで使ったゼハートの側近が出てきて
いきなり死ぬという時間の短さ、あっさり感は本来「この程度じゃ
死なないだろう」と大丈夫と思えることなのに、
このアニメの場合恐ろしく思ってしまう。

なんとか生きてて良かった。
両腕が吹き飛んだもののフリットは無事だった。
ああ良かった。

前回の糞としか言えない展開が逆に功を奏する結果となったといえる。
これはやや苦笑いしてしまうことではあるが、
ともあれここでの気になる点は側近がミューセル限界使用からすぐに
倒されたことのみになった。

無事ディーヴァに戻ってくるまで、そして要塞に巻き込まれたとき、と
その後も「今度こそダメかも」とはらはらさせられた。
この自爆シーンは今回全体にフリットが死ぬ可能性を与え、
高い緊張感を生み出していた。
非常に良い。


次に、それぞれの散り際。

公然猥褻カットとめがねメカニックの行方は
めがねの死で幕を閉じた。
前回を見ても公然猥褻が死にそうな雰囲気はなかったから
だったらこっちだろうなと思ってたよ。
でも死なせなくても別に良かったとも見てて思ったよ(笑)。
目が光を失うところと全身の姿はなかなか悲しさが出ていた。
オブライトにレミ・ルースか。
この二人の次世代も見たかったが。

マジシャンズ8は残る二人も死亡。
…これで全員だよな?
いまいち自信なくて(笑)。

ミンクはフォトンブラスターを至近距離から直撃して死んだ。
さすがマジシャンズ8が顔を出したときからのメンバーだけあって
ちゃんとした死に方だった。

リーダーはゼハートの盾となって死亡。
ガンダム的にはバリュートになるだろうか。
これも意味のある死に方で良かった。
よく見るとゼハート泣いてたね。
へええ、そんな性格だったかあ。

これらはそれぞれキャラの扱いに見合ったもので、
決してぞんざいではなく見応えがあった。
前回の死亡者とは比べものにならない良さだったと思う。


そして今回の話。

戦闘から地球に落下する要塞の処理へと流れる展開は
全く予想してなかった。

でも戦闘自体はフォトンリングレイの攻撃でコロニーを奪うという
ヴェイガンの目的を阻止したことで決着が付いてるから
強引さはなくて、ただただ予想外の展開に見入ることができた。
ラストの夕焼けがさらにそれを強く演出していたと思う。

もっとも、美しいというセリフから日野としては
感動させたかったのかもしれないがね(笑)。


という感じで、今回は良かったよなあ。
凄かったの方が近いかもしれない。

フリットが死ぬ可能性による緊張感、それぞれの立派な死に様、
そして予想外の展開と、心を振られっぱなしの内容だった。
怒濤の回と言っても良い。

ゼハートの側近の出番が短いこと以外に気になるところと言えば
淫売ヒロインが急にアセムをやたら心配したことですかね。
一応友人ではあるけどあのタイミングであれはなあ。
勘違いさせる態度を取るのがまさに淫売っていうか(笑)。
どうしてもアセムとくっつくというなら頼むから決着をつける
シーンがほしいところ。

ところで、ゼハート関連でちょっと思うことがあるんだけど、
まずゼハートは生きてるに決まってる。
じゃなきゃ何のためにマジシャンズ8のリーダーがかばったのか
意味が分からない。

それからアセムとゼハートが昔の関係に戻ったこと、
これは最後の時だから以外ない。
ここで死ぬことが決まってるからお互いわだかまりを解いて
素直に理想や心境を明かしたんだ。

これはゼハートが「戻る時間はない」とはっきり言っているし
イゼルカントの声がして脱出への道ができているが、
それがなくても普通は自然と理解できる。

頭がきわめて悪いか真面目に見る気がないか怒濤の展開で
ちょっと戸惑ったか、理由はどれを選んでもいいが
断じて話が難しいわけでもいい加減だったわけでもないことを、
理解できなかった人間には強調したい。
やばいぜ、本当に。

話を戻すと、今回は凄い回だったなあ。
今までの回で初めてだった。

となると後は脚本を担当した日野の評価をどうするかなんだけど(笑)、
「見せ場を考えるのが大好きで細かい部分の詰めを面倒がる素人」と
日野を評価してる俺としては、今回は見せ場の連続だったため
いいとこだけが出た、と考えたい。
言い換えると、面倒な細かい詰めが必要なかったと。

だから当然、質を維持できるはずもない。
ただ、今回が良かったことは間違いない。
それは言っておかねばならない。
面白かった。

次回はなんと地球での話ですか。
連邦の偉い人のような人物が映っていたが、あれがヴェイガンと
つながっている人間だったりする?
ちなみに裏切り者についての話は次回で書きたいと思います。
ウルフ機のような白いモビルスーツはなんだろう。

では、この後はシーンごとに軽く振り返ります。
あそうだ、アセムとゼハートの戦いに決着をつけてほしかったよなあ。
和解の前に戦闘は戦闘として。
それにノーマルのアセムがゼハート相手にかなり戦えてたことも。
ここは良くなかったね。



要塞の推進部を破壊するためフリットが持参したのは
ゼフルドランチャー。
てっきりAGE1の新たな装備でこれを片手にフリットが戦場を
駆け巡るのかと思っていただけにちょっと拍子抜けした。
あと凄い兵器かと思ったらミサイルが飛ぶだけなのも(笑)。

要塞の向きを変えるヴェイガンのモビルスーツたち。
見たことないけど「逆襲のシャア」を連想した。
なんとなく。

自爆に耐えたAGE1。
今までを見てるので違和感があったけど、まあガンダムはそこらの
モビルスーツとは訳が違いますから。
今までもヴェイガンのビームライフルを食らってもジェノアスみたいに
貫通されたりしてなかったしね。
ところでディーヴァじゃない普通のカラーのアデルが結構好きです。
作中じゃそんな風に思わないんだけどプラモを見て「いいなあ」と。
カッコ悪いのが常の量産機でそう思ったのは初めてですよ。
プラモほしいよなあ。

ええと…そう、アルグレアスの指示による攻撃で要塞にダメージ。
アセム編で一番好きなキャラなのに名前がまだ危うい。
指示は要するに他の戦艦を攻撃して要塞にぶつけることで
攻撃しようという狙いだったでいいんですかね?
どうもよく分からなくて。

予備計画。
おそらく連邦に負けた場合は要塞を落とし、その破片に紛れて
揚陸カプセルを送り込むことで地球に侵入するというものでは
ないだろうか。
最初からそれがイゼルカントの目的だったのではないかとの考えが
頭をよぎった参謀的キャラ。
連邦が潔白ではないようにヴェイガンもまたそこに属する人間によって
修正されるのかもしれない。

要塞を爆破するため入り込んだアセムとゼハート。
死病や戦争のない世界、それがゼハートの目指すエデン。
ずっとフリットやゼハートを嫉妬していたアセム。
最後の時を迎え心境を明かした二人。
この時になってようやくゼハートが戦士と認めたのがいいね。
もう戻れないことを承知の上で地球を救うことを選んだアセムは
確かに立派な戦士です。
ちなみに今回の戦闘の動きは普通だと思いました。

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  • From: anilog |
  • 2012/04/16(月) 08:51:11

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