「ファイ・ブレイン」を24話まで見た

  • 2012/04/01(日) 19:58:29

録画しっぱなしでついつい見てなかったのを、
最終回が一週延びたのを機会に間に合うよう一気に見始めましてね。

無事間に合って見たわけですが、まずは最終回と全体の評価の前に
24話までに思ったことを書いておこうということです。
最終回・25話の話はここから。

では早速。



とはいえ、何から書こうかなあ。
1話ごと書くわけじゃないし……そうだなあ、まずは最初の印象でも。

見る前は絵がこんなんだから期待はしてなかった。
パズルもアニメの題材としては大して興味ないし、
NHKらしい教育的な感じもするしね。

ところが見てみれば最初から退屈することがない。
理由は未だに分からなくて、カイトとノノハの声優を特集した番組を
見たからかなあと思ったりしたんだけど、最初のそこまで良くない
イメージを覆されたのはあると思う。

まずキャラクターだと、ノノハはいきなりカイトに跳び蹴りを
食らわすし、カイトもさめたキャラかと思えば蹴りをしっかり食らって
コミカルな面を見せてるし、キュービックはなつき、アナは可愛い(笑)。
アナって中性的な声かと思ったら普通に女の声なんだよなあ。
うーん、雪野五月な。
あと生徒会長が決して達観したキャラではなく、ルークとチェスをして
ひやひやしたとへたり込むのも人間的で魅力がある。

でも特にギャモンだよね。
あの変なしゃべり方(笑)。
ギャモンというキャラはこの声優によって
生命が吹き込まれたと言っていい。
福山潤……こいつぁやる男だな。

それに次回予告も弾けてた。
キャラをわきまえたことを言うキュービックや、
生まれた日から振り返るバロンも面白かったよなあ。
「第48章・3度目の離乳食」っていい加減乳離れしろよ(笑)!

話は、特に序盤は一番具体的に良かったところがよく分からない。
でもデータ連動がパズルタイムの魅力を増していたのは間違いないし、
それを抜いても既存のものから新しい大がかりなものまで
いろんなパズルが出てきては楽しませたことは忘れちゃいけない。
セリフだと、4話の「もうあきれすぎて怒るのも忘れて…恋に落ちた。」
は名台詞でしょう。

途中からの話はもう純粋に面白くなった。
初登場回では何とも思わなかったギャモンの出題パズルが、
このアニメはギヴァーとソルヴァー、すなわち出題者と回答者で
はっきり才能が分かれることと、ギャモンがギヴァーに回ることで
才能の片鱗を見せていた伏線だと明かされたのは感心させられた。
学校周辺から海外を舞台にした回を入れ、新鮮さも出していた。
いろいろ明かされたと思いきや短いうちに、あるいはその場で
覆される展開に後半はほとんど釘付けで見た。

話だと、あと設定があった。
ペルセウス…いやオルフェウス…オルペウスか、の能力でカイトの
雰囲気が変わることについて、パズルモードになって集中力が
高められた脳が感情の領域もそっちに回してるから変わるんだと
ちゃんと理屈が付けられている。
俺はただの演出とか神秘的なものならそれはそれでいいと思うけど、
理由がちゃんと用意されてるのは感心させられた。
最近の作品の風潮ですね。

設定はもう一つ、カイトが未来を見るようになったこともある。
見ているのは現在のデータを元に導かされた答えであって、
条件が変わればそれも変わる、とこれも説明されている。
よく運命とか予言を覆せるかはパターンとしてあるけど、
それらは実際信じられてるわけじゃないから、
その分この設定なら覆せる理由がきちんとしている。
これは素直に良いですよね。

続けると、敵キャラも良かったなあ。
というかメイズが(笑)。
その分、もっと弾けるかと思ってたダイスマンが小物だったのは
ちょっと残念だったけどね。
フンガも名前は愉快だけど思ったほどじゃなかったかもしれない。
でもそこそこ常識がありそうでなかったり、地味に変わる表情で
個性を出していたと思う。

ルークはもう、見ての通りのキャラなんでね。
ノノハに対して「あの女ー!」とかでも分かるけど、割と早い段階で
生徒会長が「独占欲と嫉妬」とその動機を明かしたのはちょっと驚き。
あの孤独で異常な環境での生活においてカイトは唯一の友達で
救いだったと。


うん、まあこんな感じですね。
この24話、ほんと予想外に面白かった。

不満を言うならみんながカイトを慕い、そして離れる理由が
いまいちはっきりだったこと。
打ち解ける回はそれぞれあったにせよ、そこまで慕うのは
違和感があるし、かと思えばカイトがPOGの計画で育てられた子供と
知っただけで遠すぎるとか言って急に距離を置くし、極端なんだよね。
カイトというキャラの魅力に関わる部分でもあるんですが。
これは良くないところですね。

さて、後は最終回を残すのみ。

POGのギヴァーとなり今もまだ何か考えている様子のギャモンの目的。
ルークがおかしくなってしまった理由。
オルペウスなしで高い力を発揮するまでに成長したカイトと
ファイ・ブレインであるルークのパズルバトル。
ピタゴラス伯爵や神のパズル、そして神の書さえも放棄した先に
待っている物語と、友情というテーマの結末。

これらをどのように見せてくれるか、注目しつつ見たいところ。
非常に楽しみです。
…ってまあ、すでに見てるんですけどね(笑)。

楽しみと言えば、番組の最後で「才能あふれるソルヴァーの挑戦を、
楽しみにしているよ」と会長が言うのが俺は好きでねえ。
あの言い方が。
石田彰かぁ…今までいろんなキャラで聞いた声だけど、やるよなあ。



では、ここからは印象深い回のシーンを見ていこうと思う。
回数を忘れてるのもありますが、簡単につらつらと書いていきます。

4話。
これは上の方で台詞がいいと書いたけど、ほかにも良いところがあった。
2、3話の敵…ええとギヴァーは負けを認められずカイトや街を
攻撃をしようとする小物だっただけに、4話のギヴァーである執事の
優しさに満ちたジェントルメンな態度とパズルは魅力的。
あれでギヴァーとPOGの本来の意義が明かされる意味もあったしね。
この回は全話の中でも間違いなく上位の回だったと思います。

20話。
「こっ小指!カイト!小指打った!」のノノハがとても可愛い。
子供が親に報告する感じで。
この感じは初めてパズルが解けたときもあって、それも可愛い(笑)。
あと乳が揺れていたような気がする。

21話。
ファイ・ブレインに近づいたせいで見える、歪んだ世界を恐れる
カイトを抱きしめるノノハ。
これが良いのはカイトもしっかりノノハを抱きしめてるところ。
体を預けるとか手を添えるんじゃなく、腕を回してる。
ノノハもけなげで可愛いしね。
もっとやれ(笑)。
キュービックが自分の気持ちを明かし、会長に頼ったり
カイトはノノハに任せたのも良かった。

22話。
手柄をキュービックにあげる会長ナイス!
ピタゴラス伯爵は存在しないかもしれないと思ってたから
登場したのはちょっと驚いた。
得体の知れなかったジンが主人公的なキャラで、
そして廃人として再登場するなんてなあ。
結構インパクトがある。
カイトの元へ出向いたルークもびっくり。
カイトはピタゴラス伯爵が誰か予想していたようだけど、
あれって結局誰のつもりだったんだろうな。

23話。
アナとカイトのシーンがとても良い。
フードの男を白く塗りつぶすところに凄く説得力を感じた。
重要な相手なのにあっさりと白を重ねてて、思い悩むことなんて
なかった、こんな簡単なことだったんだと霧が晴れるような
感覚をもたらす効果があったと思う。
遠くに行ってたのはアナの方だった、と気づけたのは
カイトから美術質に来たのと21話でノノハがカイトを諦めずに
抱きしめているのを見たからでしょうね。
描きたいものに出会えて良かった良かった、ああアナが可愛い(笑)。
招待状を持ってきたエレナは喪服を着てるように見えた(笑)。
しかしまさかオルペウスの腕輪が砕けるとは!
解放されるなら最後かと思っていたのに、これは驚いた。
今回のギャモンとの対決、カイトはいったいどうやって不備に
気づいたんだろう。
情報だけ?

24話。
まるでおもちゃを取られただだっ子。
まさに言い当ててる言葉だね。
これがルークです。
それでもカイトの友達だから、決してルークを敵視せず
カイトを励ますノノハはまさに良き妻ですよ(笑)。
隠し事はしない、置いてきぼりにしない、と
カイトが約束したのもうなずける。
カイトを追跡するキュービックの「たこ焼き屋前、
3つ目を食べた!」に笑いました。
でもピタゴラス伯爵が死んでいた情報をPOGに流せるのは
機会に精通してるキュービックだけだろうから
ちゃんと役に立ってるんです。
一日だけ昔のように遊びに行くカイトとルーク。
「砂糖、48本ください」の店員の反応でルークは二枚目と判明した。
カイトは死んだと聞かされていたルークは二度とカイトを
失うことのない一つの壮大なパズルを計画。
ジンとピタゴラス伯爵のバトルで神のパズルは解かれており、
解読はかなわなかったものの神の書は解放されていた。
神の書のことを言えば奪い合いから戦争が始まる、
それがカイトたちが何度も見た未来。
神の書、未来、ジン、それら全てカイトを奪う憎いものとするルーク。
これまた一気に謎が明かされたなあ。
どちらが死んでも永遠となる、とパズルの答えまで言っちゃうし。
ここまでたたみかけてくるとは。
ノノハスイーツを食べたカイト。
それはいいんだけど、「私も連れてけー!」あたりのノノハのセリフ、
ちょっとタメがなくしゃべりすぎだった。
ルークの妙なセリフのときに出てきた宗教画、
真ん中に出てる絵が貴乃花親方に似てた(笑)。
予告はラストがアナだったけど、アナが重要なキャラに?
正妻をさしおいて(笑)?
いったいどうなるんだろう。



次は「もっともっと神のパズル」を見て思ったこと。
書いてないのも含めていいパズルがたくさんのいいコーナーです。
出てる方々はとても個性的ですし(笑)。

9話。
小学生の一人がゲーム「ダークソウル」のプリシラに似てた(笑)。
ほんとそっくりですよこれ。

12話。
現在もクロスワードパズルを相当な雑誌に提供している
角田美里さん、ですか。
昔のアイドル風のしゃべり方をする人ですね。
なかなかの美人だなあと思いました。

14話。
大学教授ですか。
小学生には受けるキャラだと思います、はい(笑)。

15話。
綿棒キューブ!
凄いねこれ。

18話。
ほおお、パズルの全国大会ですか。
ところで作成者のMINEさんとは、確か以前このコーナーに出ていた
人だと思う。
本当にパズル界で有名な人だったんですね。
いえ、疑ってたわけじゃなくて(笑)。

22話。
パズル研究家の方は本当に価値のあるものをお持ちでございますね。
でもカイトめ、王子の作ったタツノオトシゴを65点は厳しいだろ(笑)。

23話。
ペーパークラフト。
これ全部紙だってんだから凄いよなあ。
身近なのがいいんだよね。
「ノノハが思うにー」結構似てたと思います(笑)。
うんうん、ノノハもアナも可愛いね。

24話。
なんとニコリ編集部へ突入。
公式サイトによると、そのほとんどが読者上がりらしい。
良いパズルの考え方はいちいちうなずける実にもっともな話だった。
あとグラマーな人がいた気がする。
編集長も登場。
デカいパズルを使って作る側の楽しさを説明してたけど、
それよりひょっとしてこの人がナンバープレイスを
数独と名付けた編集長?
確か「数字は独身に限る」と編集長が名付けたなんてwikiかどこかで
読んだ気がするんだけど…。
どうせならこの妙な理屈をもうちょっと具体的に
説明して欲しかったかもしれないですね(笑)。


よし、終わり!
なんだかんだでめちゃくちゃ長くなったなあ。
さあ、最終回までもう一頑張りだ!
もちろんここじゃなく別に書きます(笑)。

*と書いてだいぶ経った25日に最終回の更新です。
ああ……遅れたなあ……(笑)。
上にも張ってあるけど、最終回・25話の話はここからです。

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