バトルスピリッツ 覇王(ヒーローズ) 9&10話

  • 2011/12/19(月) 17:23:15

6話から10話までようやく書いた分の続き、
ここでは9話と10話についてです。

6話から8話までの分はここから。


さっそく参りましょう。



9話。

あ、控え室なんてあるんだ。
応援に来たはずが腕を伸ばして弟を掴んで折り紙にして
コブラツイストを極め、勝利のキマリ……
ちょっと可愛いかもしれない(笑)。

一方テガマルたちはというと、いつのまにかチヒロが負けてた。
おいおいおい!
ええっと、全国大会へ進めるのは3人でこれから決勝戦が始まる、
ということは今残ってるのは今6人なわけだから……
チヒロは12人のときに負けてた、これだ!
組み合わせ表の映像があったので見たところ、
どうやら名もなきドレッドヘアーのキャラに負けた模様。
3人で全国へ進むはずが壁は厚かったね(笑)。

勝ったのはラッキーだった、コブシは強かった、とハジメ。
コブシがじんと来てるのはいいんだけどハジメはこの3人に対しても
好意的なのに3人はハジメを褒めないんだよなあ。
これはなんとかしてもらいたい。
キャラとしての魅力はともかく(笑)、ハジメはいい子ですよ。

バースト召喚とお互いの狙いの説明。
犬のキマリは可愛くキジの生徒会長は愉快。
でもハイジのパロディはやりすぎだろ(笑)。
絵どころか声や効果音までそれっぽくして(笑)。
ともかく、ライフ減少で発動するバーストのために
わざとフルアタックをかけた狙いがみえみえのハジメと
ブロッカーを残し発動条件をぼかしたテガマルでは
どちらが駆け引き上手か言うまでもなかった。

悩んだ末に決めたカードでもう一度バーストセット。
「ここで何を仕込んだかが勝敗を分けることになりそうですね」と
生徒会長の解説。
終わってみればこれは正しかった。

ついに登場、キンタローグ・ベアー。
前にテガマルのデッキで戦ったことがあったため、
ハジメが恐れていたスピリット。
「レベル3でスタンバイ!」の「スタンバイ!」がいいね(笑)。
ハジメの爆裂十紋刃とロード・ドラゴンの効果で一度は燃やされるも
ヒノシシの召喚時効果でベアー復活、「俺のスピリットと踊りな!」と
フルアタックでハジメを打ち負かした。

負けてしまったハジメ。
悔しくて「運がなかった」と言うハジメに
「ハジメだってロード・ドラゴンを引いたでしょう!?」と叱るキマリ。
なぜだろう、キマリに甘えたくなってきた。
様子を見にきたアフローヌだが、負けを正面から受け入れないハジメに
「敗北という真実から目をそらし、そこから何も学び取らない
カードバトラーは強くなれない……決して強くなれないぞ!」と
厳しく叱る。
ハジメ連続で叱られちゃったね(笑)。

キンタローグ・ベアーを警戒しすぎるあまり他のことに
目を向けていなかった、と指摘するアフローヌの解説。
最後のターンで3つ、4つ目のライフを削ったのはカキューソで、
ベアーが3つライフを奪ったんじゃない。
もし爆裂十紋刃ではなく覇王爆炎撃をセットしていた場合、
ロード・ドラゴンはベアーに破壊されるも覇王爆炎撃でカキューソを
破壊しているからテガマルはターンエンドせざるをえなかった。
そしてハジメがオードランでアタックを仕掛ければ、
残りライフ1つでブロッカーもいないテガマルは……。

たった一枚のカードの選択が勝敗を分けるのがバトルの醍醐味。
しかしハジメはそのレベルに達していない。
事実を突きつけられて涙ぐむも、先にコウタが泣いてくれたおかげで
冷静に受け入れることができたハジメ。
「俺が負けたのは弱かったからだ!これからもっと強くなる!」と
はっきり自分と向き合い、新たに誓う姿はカッコ良い。

うんうん、いい光景だ……ってキマリが顔を赤くしてるうう!!!!
男として一歩前進したハジメに敏感に反応しちゃったよ!
いつもは全然ヒロインらしくないからいわゆるヒロインとは
違うポジションかと思ってたのに、いっちょまえに惚れおって全く!
なんてこった……一つ成長したな(笑)!

通りがかったテガマルたちにエールを送る立派なハジメ。
それに対し、自分は全国大会よりもっと先を見てる、とかわすテガマル。
だから少しは愛想良くしろよ!
一方、こっそりのぞいてたアネゴはハジメに可能性を感じた様子。
ハジメたちはこれからどれだけ強く大きくなっていくだろうか。


基本的に、主人公、すなわちヒーローの負ける姿は
見たくないんですけどね。
でもこの回はその後が非常に良かったんだよね。

ハジメが実力不足を認めずいじけたような態度を取るとは
思わなかったし、キマリとアフローヌがあんなに厳しく
はっきり言うとも思わなかった。
やっぱりキャラが感情や情熱を本気で出してこそ面白いんだよなあ。

それに覇王爆炎撃をセットした場合のシミュレーションが良かった。
ただ単にハジメの選択が間違いだったと言うだけでは
本当にそうなのかいまいち納得も理解も出来ないから、
シミュレーションのおかげで具体的に理解できたし、
選択ミスだったというアフローヌの言い分に説得力が生まれた。
ここはとても良い。
さすがですアフローヌさん。
「シュミレーション」って言ったのはちょっと残念でしたが(笑)。

負けたこととその悔しさを認めるのは難しいですよ。
でも強がってもいいから受け入れて、何が良くなかったかを見つけ出し、
そして直せば必ずその分だけ強くなりますから。
今の負けは次の勝ちのためにあるんです。

自分のバーストは悩んでも相手に対しては無警戒と言われてたり、
まだまだハジメには足りないものが、強くなる余地がある。
この先ハジメが強くなったら、今度はその理由を具体的に
説明してもらいたいところです。




10話。

穴を掘って悔しさを叫ぶハジメ。
日本のだいたい裏と住むブラジルを驚かせてました。
お尻がセクシーだったのでもっとこういうのを入れるといいと思います。
キマリたちを見送る自分に悔しさを覚えつつ観戦へ。

決勝戦でもあっさり勝った様子のキマリ。
相手はドレッドで、このキャラにチヒロが負けたという
俺の推測が当たってちょっと気分が良い(笑)。
ちなみに名前は中井シゲオのようです。

ハジメが負けて今更大会を続けても……と思ったらなんと対戦表で
地味~に存在感をアピールしていたキャラが生徒会長の対戦相手として
出てきてしまった(笑)!
正体はハジメたちの通う中学校の校長先生、柴門ケイスケ。
普段はいかにも校長って感じの外見だが、バトスピとなると
カツラをかぶり竹刀を持った恰好をして性格も変わってしまう。
このキャラ、元ネタは「太陽にほえろ」かと思ったら「西部警察」で、
石原裕次郎がモデルかと思ったら渡哲也でした。
その役名が「大門圭介」というわけですね。
この辺、よく知りません(笑)。

今回の生徒会長は青デッキを使用。
「粉砕」を持つスピリットはレベルの数だけ相手のデッキからカードを
破壊でき、デッキからカードがなくなるデッキアウトが狙えるときまで
積極的には動かないのがパターンのようです。
うんうん、説明があると助かるね。
説明中にワンコに骨を与えるキマリの口調が可愛い。

突然現れたアネゴによる思い出話。
ところで視点が変わってもちゃんとそのポーズを維持してるのが
細かくていいね……特にお尻とか。
なんだよ今回は尻のサービス回かよ(笑)!
話を戻すと、昔のアネゴに全然若さがない(笑)。
中学二年の春の話らしいんだけど高校生に見えちゃう。
この頃バトスピ部の顧問だった校長の眉毛が現在と同じで白かったから
そこまで昔の話ではない可能性はあるが、10年前でもアネゴが
今24歳になるだけだから結構時間に余裕はあるね。

思い出話の教訓は、「最後まで諦めない者に栄冠は輝く」。
この言葉に感動したアネゴは「ガラスの仮面」的な顔で感動、
いろんなとこからネタを引っ張ってくるねこのアニメ。
セーラー服の隙間からたまにちらりとするアネゴの背中がセクシー。
ここでサングラスを渡され、アネゴは柴門軍団の一因となったのでした。
感動の涙で見守る友人二人、いい光景ですね……ってなんだこりゃ(笑)。
ちなみに柴門軍団というのも西部警察の大門軍団のパロディです。

今回登場のスピリットたち。
ストロゥ・パペットは動きやリアクションがあって良い。
シュテン・ドーガはこのアニメにしては珍しく真っ当にカッコ良い。
西郷隆盛を元ネタにしたサイゴード・ゴレム。
西郷が九州出身で、バトル開始前に会長が九州産の
ミネラルウォーターを飲んでいるのが細かい。

バトルは続く。
粉砕を狙う人間はライフで受けることを恐れないらしい。
分かるような分からんような。
小道具を取り出す校長(笑)。
うあー、あれなんて言うんだっけ?
イケイケコール。
ハジメの動きが気持ち悪い(笑)。

決着。
ゴレム一度目の大粉砕で校長のカツラがずれ、二度目の大粉砕で
カードと一緒に飛んで行ってしまった。
にしても爆砕轟神掌の効果もあったとはいえ、大粉砕は怖いよなあ。
1レベルに付き5枚破棄ですか。
こういうの見ると青が一番強い気がしてくる。
校長もデッキアウトによる敗北。
白くなる画面とともにカツラのない頭が少し輝いていた。

バトル後。
観客に呼びかける自分のスタイルに合ってるとのことで、
これから会長は青デッキで戦うことにした模様。
よろしく哀愁ってこれまた古いな。
アネゴが励ましに来たりハジメたちが校長のバトルする姿から
何かを学び取った言いに来たり。
カツラをかぶってるときの口調で「そうか」と言う校長は嬉しそうです。

大会終了。
夕暮れの中、カードを見つめ物思いに耽るハジメ。
「この程度か。俺は先に行くぞ」と言って立ち去るテガマル、
もちろんこれはハジメにやる気を出させるための気遣いだった。
「上げて上げて上げまくるぜー!!」と発奮するハジメ。
この単純さは強さでもある良いこと……なのに
ポーズがカッコ悪すぎるよ!


んー、校長先生ですね、この回は(笑)。
この人がメインでした。
絶対にこっそり入れておいたギャグだと思ってたのに
ちゃんと登場するんだもん、それだけで一つ面白かった。

アネゴのエピソードもあったし、なかなか楽しかったと思います。




さあ、ようやく終わりましたよ!
どうですか。
ああ疲れた。

ここまでを振り返ると、まあ最初の印象、あるいは評価を
維持してるかなといったところ。

物凄く面白いってわけじゃないけど、はっきり悪いわけでもない。

ハジメを叱るチャンピオンとか、話はちょくちょく良いものが出てる。
1話の中で度々キャラをデフォルメされた絵にすることで
視覚的に慣れさせない、飽きさせないようにしようとしているし、
実際退屈さは感じにくい。

この辺からは他作品のパロディも入れるようになって、
知ってる人間はニヤリとできる。
まあ有名な作品だけど子供は知らないであろうネタのおかげで
説明しなきゃいけないんだけどね(笑)。


ただそのパロディにしても、本当にスタッフがやりたい、
楽しんでるという感じがいまいちしないんだよね。

有名な奴を入れておけばまあ失敗はないだろうみたいな、
打算と言ったら言い過ぎかもしれないけど、計算でやってるだけで
ノリノリでやってるようには、正直なところ思えない。
パロディの選択にインターネットの流行を参考にしてる
気がするのも含めて。

それにやっぱりデザインが悪い。
10話の全国大会へ進むテガマルたちの表彰式で、
観客席から応援するハジメを見て苦笑したからね。

全然違和感ないんだもん(笑)。
主人公なのに「メインキャラを応援する脇役」がここまで似合うのは
滅多にない、というか初めて見たかもしれない。
スピリットがカッコ良くないのは言うに及ばず。

スイートプリキュアとガンダムAGEを見てデザインはいつのまにか
気にならなくなるもんであることを知ったんだけど、
AGEより見てて馴れないわけだからこりゃあ本物かもしれないなあ。


普通に面白いと思うときもあるし可能性を感じたこともあったんだけど、
結局最初の印象通り、このバトスピ覇王はたいしたことには
ならないかもしれない。

このアニメに今必要なのは、キャラや物語以前の、
製作者の個性なんじゃないだろうか。

作品を上手に作るのではなく、作品を自分のカラーに
染め上げることができる人間。

たとえ今までの覇王とは違うものに感じたり製作者の個性が
鼻についたとしても、強引に自分のものにできるだけのパワーでもって
製作すれば、それだけで毎回楽しみに見られる作品になりうる。

とにかく今のままでは煮え切らない作品で終わってしまうかもしれない。
パロディでも何でも製作者が楽しんで、情熱を注いで作って欲しい。

今更デザインは変えられないんだ。
ならば凌駕するしかあるまいよ。


では、6話から10話までについてのお話でした。
11話以降もこんな感じで一つの記事に数話を書いていきます。

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バトルスピリッツ 覇王「第10話 会長VS校長!?驚異の大粉砕、鉄の覇王サイゴード・ゴレム!」/ブログのエントリ

バトルスピリッツ 覇王「第10話 会長VS校長!?驚異の大粉砕、鉄の覇王サイゴード・ゴレム!」に関するブログのエントリページです。

  • From: anilog |
  • 2011/12/26(月) 15:57:34

◎バトルスピリッツ覇王第10話「会長VS校長!?...

ハジメはテガマルに敗北。キマリは勝ち抜け。そして最後は、会長と校長が戦う。会長が勝利して全国大会へ。ヒーローチャンピオンシップ、ブロック代表決定戦、テガマルに続きキマリ...

  • From: ぺろぺろキャンディー |
  • 2012/07/25(水) 17:49:56

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