バクマン 2期 第8話

  • 2011/11/20(日) 18:38:13

バクマンというのはそりゃあもう安定している作品で、
2期は特にとても面白い回が何度もあったわけですよ。

それがどうしてこんなことに。
困るなあ(笑)。


結局今回の騒動は「TRAP」の連載再開決定で収束となりました。

これ、何の話だったんだろうか。
編集長が折れちゃってね。

川口たろうは前回書いたとして、根性が大事という話?
最後は根性っつってもサイコーは根性出してないでしょう。

手術があった週でも締め切りを守ったのはいくらか評価できるけど
学校行ってないんだから少なくとも今までの倍は原稿執筆に
時間をかけられるわけでね。
両立できることの証明にもなってない。

根性自体はいいと思うんですよ。
根性論だの精神論だのという言い方をしたり、
根性や熱血を揶揄する風潮が生まれた今はそれ以前より
日本人の質が間違いなく一段落ちたと言っていいんでね。

今回でも吉田が古いとか昭和と言ってたのが
肯定されなかったのは良かった。

でもサイコーは根性を見せてない。


福田ら仲間の団結や編集者もサイコーたちに味方するのが
この話の面白い部分なのかもしれないけど、ボイコットを気にして
サイコーたちが休載せざるをえなくなった事実はゆるがない。

にもかかわらずそのことを誰も指摘しないし悪いとも
思わないのは不自然で、この話の根本の問題とも共通している。

すなわちサイコーがなぜ倒れたかを確認しないことと、
圧倒的に正しい編集長の判断の理由を説明しないことである。

ろくに食事も取らず睡眠時間を削り続けために倒れたという
サイコーの自己管理の甘さを問いただすとともに、もとよりハードな
週刊連載を高校生にやらせるのは無謀かつ無責任であったから
卒業まで休載させると説明すれば皆が納得したはずだった。
百歩ゆずってもきちんと自己管理するという条件で退院後に
再開する展開で収めることができた。

ところが実際はそれらを何一つせず編集長が一方的な悪役となり、
退院までの休載はさせたにせよサイコーたちの要求を
受け入れる形で決着した。
理解できない。

なぜこんなことになってしまったんだろうか。
出来が悪いなんてもんじゃない、物語が崩壊している。
一番最初にやらなければならないこと、
大事なことを無視して話が進み、解決するなんて。

物語的にもうサイコーが倒れることは、まずない。
しかし現実でこんなことを許したらまた倒れる可能性は十分ある。
サイコーも人前では自分の責任のように言うけど
原稿を描き続けてる時点で反省してないのは明白だしね。

もしまたすぐ倒れたら次はないぞ。
命の危険という意味も含めて。

正論が置き去りにされた、評価も普通にできない話だったと思う。


この先どうしよう。
今回をなしにできるか、あるいは忘れられるかは自分でも分からない。

だってここまで安定を保っていた作品が突如崩壊するなんて
漫画やアニメなどジャンルを問わず今まで見たことがないんだもの。

どうしちゃったんだよガモウ。
お前は何がしたかった。

今回はキャラで何とか楽しめる部分を見つけられたけど、
自分が物語の蚊帳の外にいる感覚は前回と変わらなかった。

俺は一体どうしたらいいんだ(笑)。



はい、では、シーンごとに振り返ります。
あ~あ、っと(笑)。

そうだ、先に書いとくけど今回のギャグ顔は良かったね。
今までと違ってちゃんと笑える絵になってた。


編集者とボイコット組の話し合い。
エイジの「CROW」はコミックス10巻で850万部ですか。
コミックスの方が売れる時代にしてもさすがといえましょう。

コージーの一件を理由に編集長に直談判しようとする福田を
止めるのは良い。
過去を活かしてる。

平丸と吉田のコンビは安定して面白い(笑)。


アズキ登場。
母親がなんとなく気まずくて帰ってしまった(笑)。
サイコーが制服姿に反応しないとは思わなかった。

1%の失敗を気にしたりキスしたいとは思わなかったり
あんまり会話がないけどそれがいいとかいろいろ。
まあこの二人ならね、むしろそうじゃないと不自然なんでね。

というか今回、アズキが妙に艶っぽかったよなあ(笑)。
よく見たら髪をいつものガッチリセットしてるのから
少し崩してるんで、それが理由だと思うんですが。

アズキが可愛いのと同じかそれ以上にスタッフが
可愛く描こうとしてるのが伝わったね(笑)。

しかしサイコー、時々辛そうにしてるけど具体的になんていう病気か
説明がないからいまいち分かりづらいんだよなあ。
特に決めてない病気で主人公が苦しむ姿というのも
少年漫画らしいっちゃらしいですがね(笑)。


ジャンプ、ボイコット決行号発売。
電話殺到はともかくまさかニュースにまでなる事態に発展するとは。
人気漫画らしい「CROW」が特に影響を与えたのかもしれない。

結局、気にしたサイコーたちが退院まで休載する代わりにと説得して
次からは載ることになりました、と。
なあ福田よ、逆に説得されてどうすんだ。
しかも自分がしたことは反省しない奴に(笑)。

雄二郎と服部がいるカットは良かった。
特に服部のポーズが。


「CROW」アニメ化。
というかいきなりシュージンとカヤが夏真っ盛りな
恰好になってたのに驚いた。
今までも一応半そでではあったけど、凄く夏じゃないですか。

えーと、どうなってんだ?
その前が22話が月曜には上がると話しててここで25話が上がったと
言ってるから……あ、ボイコットの日に7月11日って出てるな……、
まあつまり3週間ぐらい経ったんですよ!
ね(笑)!



9月11日に退院、そして編集部へ。
アズキとはこれでまた会えなくなるのにあっさりしてて
物足りないなあ。
「行ってきます」、「うん」も分からなくはないけどもっとさあ。

編集長と話し合い。
本当にもしものことがあったらどうするつもりだったのかと
正論を言う編集長に対して自分が押し切ったからとかばうサイコー。
やっぱり何も反省してねえじゃねえか!

港浦も何か閃いたと思ったら休載の間も描き続けた原稿を見せるだけ。
え、それだけ?
アイディアじゃねえええええ!
掲載を飛ばしていきなり2巻を発売するぐらい言ってくださいよ!
効果はともかく!

ここは「根性の玉稿」というセリフが良かっただけのシーンだった。
感涙する服部にも全く感情移入できなかったよ。


次回はめでたく再会するも人気が上がらない様子。
そんなことよりバクマン自体の面白さの方が心配ですけどね。
ガモウよう!

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  • From: 日刊アニログ |
  • 2011/11/21(月) 07:29:34

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  • From: anilog |
  • 2011/11/21(月) 14:25:55

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