バクマン 2期 第7話

  • 2011/11/13(日) 20:38:22

うーん。
どうでしょう、今回。

どうですか?
って聞いてどうする(笑)。

個人的には…どうでしょうね?


何かこう、ずいぶん離れたところから見ている感覚だった。

来年の四月、つまりサイコーの高校卒業まで「TRAP」は休載するとの
判断を下した編集長にサイコーとシュージンだけでなく福田組に
編集者たちまで納得せず、ボイコットに出ることにした……。

え?

え、いや、おかしいだろ。
どう考えても編集長の方が正しいよな?

手術が必要なまでの状態になった人間に漫画を描かせないのは
極めて常識的で当然の判断だし、医者もほどほど以上に漫画を描くのは
許可していないのだから週刊連載なんて無理に決まってる。

サイコーたちの意思を無視してるなんて言うが、
自分の状況を全く自覚してない奴の意思なんざ考える必要はない。

これほど体調を悪くしてなお、そこに至るまでと同じ生活を
続けようとするなんて頭がおかしい。
自己管理ができないんなら面倒でも周囲が
ブレーキをかけるしかないじゃねえか。

卒業まで描かせないという判断も正しい。
ただでさえ厳しい週刊連載を学校に行きながらするとなると
さらに無茶を重ねる非常識な行為で、案の定倒れたのだから
高校生に週刊連載をさせること自体見直すのは
極めて自然な成り行きと言える。

しかもこれについて編集長は自分たちの判断が間違っていたと
認めているのだから、責任も取っている。

これでなぜ編集長以外の人間が全員反対に回るのか理解できない。

全ては自己管理ができなかったサイコーに原因がある。
長く続けたいと言っておいてこのザマなのだから余計に重い。
入院する羽目になったことへの反省が全くないのは信じられない。

気になる点はサイコーが倒れるまでの経緯を誰も聞かないことと、
理屈で説き伏せられるのに編集長がサイコーのおじさんを
理由にしたことのみ。


この話におけるガモウの意図を推測するなら、編集長はおじさんが
死んだことがトラウマになっていることを描きたかったのかもしれない。
だが、展開が悪すぎる。

あるいはもしかしたら今回の休載のさせ方は漫画業界内では
前代未聞の措置なのかもしれない。
しかしそんなことは読者は知らんのだから編集長が異常だなんて
思うはずがない。

今回は出来が悪い。
というかめちゃくちゃだった。
あれだけ登場人物がいてほぼ全員おかしい方を支持するなんて。

ここから持ち直すのはおそらく無理だと思う。
仮に編集長の言い分が通ったとしても覆せない。
意見がサイコー側に偏りすぎたことは変わらないのだから。

こんなに出来の悪い回は1期も含めて初めてなんじゃないだろうか。
ガモウになにがあったのだろう。
先行きが不安になってきた。



では、ここからはシーンごとに軽く振り返ります。


サイコーに手を重ねて執筆を続けさせるアズキの行動も
テレてあっさり手を離した。

なんじゃそりゃ。
もしかしたら原作ではあんなにシリアスじゃないのかもしれない。

この行動については究極の愛という説明があったので
アズキはサイコーの意思を尊重するという意図で間違いないと思われる。
まあ、倒れようが本望ということですね。
といいつつも「約束は永遠」と身を案じたり何がしたいのか
いまいち理解できませんが。


母親と編集長。
「ここで言うような場所ではない」は言い方が物凄く悪いと思う。
浮気してるみたいに聞こえたぞ(笑)。


休載宣告。
場に中井さんがいないが蒼樹をダシにしても断ったので
本当にギリギリだったと思われる。
鬼の点描、頑張ってください(笑)。

平丸がいたのは「話にならん」と初めて本気で怒ることによって
編集長の判断の理不尽さを強調したりシーンを盛り上げる効果を
出すためなんだろうが、結果的に展開のおかしさを
強調してしまったのはなんとも皮肉。

「高校辞めます!」
青臭く考えなしの典型的な意見ですね。
思わずイラつかされます(笑)。


ボイコット計画。
あの冷静で仲間意識の薄そうな蒼樹まで真っ先に賛成するとは
なんとおかしなことになったのだろう。

平丸に賛成されてもさっき見せた本気が
かすれるだけでしかないね(笑)。
自分を吉田に通報した福田と再会しても「あのときはどうも」で
流すのは大物かもしれない。
ついでに吉田の「もっと自分を恥じろ」には笑いました。

雄二郎に意思を伝えるのに全員が電話で話したのは
ちょっと好きです。


次回は制服姿のアズキが可愛い模様。
福田と蒼樹の気が合ったが、いつまでなのやら(笑)。
ジャックを読んで驚くサイコーからするとボイコットは実行?

出来が良くなるとは思えないが、楽しめるは楽しめそう。

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バクマン。2 第7話「生死と制止」 感想

亜城木夢叶のために福田組が動き出す! 連載を続ける意思を固めた最高だが編集長から休載の方向で動いていると聞かされ。 更に叔父の川口たろうの前例から最高が退院しても卒業するまで休載することが決定。 このことに納得のいかない福田さんは全員でボイコットを決行...

  • From: 日刊アニログ |
  • 2011/11/14(月) 18:23:22

バクマン。(第2シリーズ)「第7話 生死と制止」/ブログのエントリ

バクマン。(第2シリーズ)「第7話 生死と制止」に関するブログのエントリページです。

  • From: anilog |
  • 2011/11/16(水) 12:10:42

この記事に対するコメント

自分としても今回の事は全面的に編集長の意見に賛成です。
ただ、どうも原作でこの回の話は大人気だったみたいで、他の方との温度差を感じてしまいました。

ただまあ確かに最高達(子供)の側つまりジャンプの主な読者からすると、その所謂大人の判断には納得できず多いに盛り上がる所なのでしょう。納得できない大人の判断に子供である主人公が抗うのは少年漫画では結構王道な展開ですからね。個人的には今回に限らず昔好きだった漫画でも、読み返すとそういう展開でイライラしてしまう事も割とあります。

自分も小中学生くらいならこの手の話は非常にわくわくして読んだのだろうと思う度、大人側からの見方をして純粋に楽しめなくなった自分はもうこの漫画のターゲットではなくなっているんだな、とさみしい気分になってしまいます。

ちなみにアズキに関しては、最高を心配して止めに来た筈なのに自分たちの夢に向けて頑張ってる姿(初めてみる最高の仕事姿)を見て熱くなってしまったけれど、落ち着いたらやっぱり連載休止になりそうな事にホッとしてしまう姿がとてもリアルな思春期の心の動きを描いているように感じて自分は好きですね。アズキ目当てでバクマン。を読み続けている人間が感じた事ですが(笑)まあ、ここは賛否両論あるようです。

  • 投稿者: 枕式
  • 2011/11/17(木) 23:13:44
  • [編集]

コメントありがとうございます。
なんとまあ、この話が大人気だったんですか。
困ってしまいますね(笑)。

記事の方で書いたように、今回は完全に編集長が正しくて
簡単にそれを説明できたのに力技で押さえようとしたことが
原因だったと思います。

だから物語としておかしくなり、今回を面白いと思う読者には
サイコーらが大人の理不尽と戦っているように映ったのでは
ないでしょうか。

確かに少年漫画の主人公は大人の助言を無視して
突っ走ることがままあり、しかもそれで物事が解決することも
少なくないですね。
いくら解決しようが結果論に過ぎないのに誰も責めない様子には
私も見ていて違和感を覚えます。

ましてや今回の場合、大人である編集者たちもほとんど子供の側に
回っているわけで、これは完全に異常ですから、
枕式さんがさみしく感じることはないと思いますよ。
出来の悪い話にははっきり言った方がいいです(笑)。
作者も大人で過去にはデスノートという理屈の塊みたいな作品を
書いておきながら、なぜこんな分からないことをしたんでしょうか。


アズキは枕式さんの解釈で合ってると思います。
個人的には一瞬でいいから気持ちの変化を入れて欲しい気もしますが
約束の話の後にシュージンが心理を説明してますしね。
それによく見たらあの行動とセリフは別の日のことでした(笑)。

アズキは今期になってから感情が表に出る機会が多くなりましたね。
人形のようだった昔からずいぶん魅力的になったと思います。
サイコーの手を取って原稿を描かせたのは怖いと言われてますが(笑)、
私は何か考えがあるんだろうということで抵抗はなかったですよ。

  • 投稿者: chocobis
  • 2011/11/18(金) 12:17:11
  • [編集]

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