3月終了アニメの評価 「STAR DRIVER 輝きのタクト」 とベスト関連

うああすいません、「3月」終了アニメでした！
6月って書いてました！
大失態！
修正ついでに評価もちょっといじりました！


今回も「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」さんの
企画に参加させていただいた分の続き。

ここでは「STAR DRIVER 輝きのタクト」の評価と
ベストキャラなどについて書きます。


タクトの関連リンクはこちら。
評価の理由が伝わる…かもしれません。
長文注意(笑)！

・輝きのタクト 最終回
・輝きのタクトについて書き残したこと

●STAR DRIVER 輝きのタクト


ストーリー…4
キャラクター性…4
画…4
演出…3
音楽…4
総合的な評価…5

総合点…24点



・ストーリー
ラストはアニメに限らずあらゆる作品の中でも見たことがなく、
おそらく滅多にないと思われるものだった。
どう考えてもまとめられないだろうという予想を
覆したことも含めて素晴らしい。

これでもう少し物語を整え、作品の方向性を最初に明示してさえいれば
アニメ史に残る傑作になれただけに、あまりに惜しい。

5点を付けられないのがもどかしい。



・キャラクター性
人妻女子高生とかキャラ自体は強い個性を持つものがいるのだが、
出番は常に断片的で脇役たちの物語が描かれることがないため
物足りなさを感じてしまう。

しかしこれも明示されてないから疑問に思うのかもしれない。
もう一度最初から見てみないとはっきりしたことは分からないが、
あのラストゆえに、ある意味わざとらしいとも言える物語の展開を
しないで、その代わり出てきたときには個性を光らせたり
現在の様子が知れるようにする意図だった可能性はある。
あるいは日常感を出したかったか。

ワコの心理描写が丁寧だったとは最初から見直していない
今のところ思わないが、タクトは最初から一貫しているのが
正解であり、掘り下げがないのとは全く違うと言っておきたい。



・画
崩れることはなかったと思う。
バトルは回によって作画担当の人間の個性が
よく出ていたんじゃなかろうか。
短い中にもおかしな技が出たり、よく動いていて楽しめた。
最終回は素晴らしかった。



・演出
戦闘開始を告げる巫女の歌や綺羅星の挨拶、銀河美少年の名乗り等、
良くも悪くもおかしなセンスが目立った。

ただそれが輝きのタクトの本質ではないのにネタアニメと
勘違いした人間がおそらく放送前から大勢生まれ、
そして最後まで作品を理解できずじまいに終わったのは不幸だった。

6、7話の展開は許されざる糞として末代まで祟りたい。



・音楽
OP・EDともに普通か少し上といった程度だったと思う。
巫女の歌はどれも良い。



・総合的な評価
この作品はおそらく脱落者が非常に多かったと思う。
途中で見るのをやめた人間だけじゃなく最後まで見た中にも
少なからずいるはずで、作品への不満が多いほど
理解できてない可能性が高い。

自分にしても全部理解できたわけじゃなかった。
毎回長文を書いたけど、そんなアニメじゃないんですよ(笑)。
長文なんて書かずにぱっと見て「ああ、楽しかったね」と
ぱっと終わらせるのが一番正しい。

すでに何度も書いてるが、スタッフがタクトとはどういう作品か
明示しなかったことに、それらの原因と責任がある。
あんな紛らわしいアニメを理解してもらえるよう
ちゃんと説明しないなんて怠慢を通り越している。

ただそれにしても、もちろんアニメとの関わり方にもよるが、
アニメファンの中にももう少し積極的に理解しようとする人間が
いてもいいんじゃないだろうかとは思う。

問題はあれど、16話と最終回は素晴らしかった。
これらが収録されてる巻のDVDは買ってやってもいいな(笑)。

このアニメを見る価値は確実にあるという理由で5点。





続いてベスト関連。


●ベストキャラクター賞……来海えりか
（ハートキャッチプリキュア！）

まあこの三作品の中だとえりかになる、かなあ。
今までのシリーズにはいなかったキャラだしね。



●ベストOP賞……なし

悪いものはないが賞するまでかというと…。



●ベストED賞……なし

これもOPと同じ理由。
バクマンの二つ、ハートキャッチとタクトの最初の、と
いいのはいいんですけどね。



●ベスト声優賞・男性……なし

例によって悪いと言いたいんじゃなく絶賛するまでには
至らなかったからです。
あえて言うならタクトのヘッド役・石田彰かなあという感じ。



●ベスト声優賞・女性……矢作紗友里(バクマン。：見吉香耶)

巨乳という長所とちょくちょくウザいという短所を持つカヤを
可愛く感じたときは常に声優の演技が理由だった気がする。
原作を読んだときにウザい印象が強くならないか心配になるね(笑)。





ということで、全て終わりました。
24点は以前にも付けたことがあって自分の評価した中では
最高得点なんだけど、そこから上に行くことがない。

タクトは最高点にしたいのに……ああ惜しい。
何やってんだよスタッフ(笑)！

では、2011年6月終了アニメの評価でした。

その1、ハートキャッチプリキュアとバクマンの評価はこちら。