「涼宮ハルヒの消失」を読んだ

  • 2011/07/28(木) 07:02:08

それなりに気になってたんだけど映画だし当然見に行かなかったので
たまたま古本屋で安く見つけた原作の方を読みました。

ちなみに記事番号が少し前なのはガンガン7月号を読んだ話を
書く予定で下書きのまま置いてたのが、気付いたら時間が
経っちゃってたので中止し再利用することにしたからです(笑)。



さあ、ということで内容についてですけれども、
まずは…そうだなあ、ネタバレなしで簡単に書こうか。

少しずつ読むつもりが一気に最後まで読んだ、
途中までは良かったが後半はたいしたことなかった。

以上です(笑)。

ではこの先はネタバレも交えながらちょっとだけ具体的に書いていこう。



俺は原作、ライトノベルの方を読むのは初めてだったので
そこでまず新鮮さがあったと思う。

アニメを見てたからすんなり入れるのはいいね。


内容の方も、真ん中あたりまでは良かった。

いないはずの朝倉がいてハルヒらSOS団の仲間がいなかったり
自分を知らないという事実にキョンが受ける衝撃、
世界を調べるほど元の世界に戻れる可能性が消えていく焦り、
ふとしたところから出てきた手がかり、そしてハルヒの発見。

ここまではとても面白かったと思う。
この辺は純粋に先が知りたいから一気に読んだ(笑)。


物語あるいは自分のテンションが下降し始めたのは、
七夕の話が出てから。

過去の話が出るだけならいいんだけど、それが問題の解決にまで
関わるとなると途端に使いまわし感が出て、驚きが消え失せてしまう。
「まさに消失」とかそういうことは言いません(笑)。

そして長門の気持ち。
普通だった。
あっさりしていた。
これがクライマックスとは信じられなかった。



と言う感じでねえ。
う~ん……と考え込むほど出来が悪いわけじゃないんですが(笑)。

解決に大きく関わる時間移動ネタが普通なんだよなあ。
トリックとして凄いとかでもなく。
七夕のエピソードという同じパターンの再利用もあいまって
たいした展開じゃなかったなって思う。


長門に関しては映画のせいもある気はする。
映画化されたということとそのCMの印象で、長門がメインの
凄く切ない話であるとか、長門の心理を深く描いてくるかと
思ったんだよね。

でも、それにしてもあっさりしてた(笑)。
感情に乏しいようでちゃんとあった長門が今までの出来事に疲れて
それで普通の世界を作った、ただそれだけの話でしょう?

感情をあらわすようになった長門が見所なのは分かるけど
その描写もそんな多くないしなあ…インパクトの度合いは…。

うううう~~ん……。
演出不足、描写不足、ということになるかなあ…。
映画の印象抜きにしても長門がメインならもっと深いところまで
こないとダメですよ。

あと、長門がハルヒの能力を利用できてしかも改変した世界では
ハルヒが普通の人になってるというのも、
ハルヒは最強じゃなかったことに多少ガッカリした。


まとめると結局、後半で落ちたなというところに落ち着いてしまう。
前半の勢いを支えきれなかった。

分かりやすく言うなら、わざわざ映画化するほどの出来じゃない。
テレビでやれば良かったのに、と読み終わって素直に思った(笑)。


一体「消失」のどのあたりが評価されてるんだろうと思って
ちょっとamazonのレビューを見てみると、これがなんと絶賛だらけ。

まあレビューのうち星5つ・最高評価がほとんどなのを見れば
相当偏ってるのは間違いないにせよ、ここまで最高傑作と
言われてるとは思わなかった。

あの、これが?
こんなもんが最高傑作なの!?

確かに途中までは良かったですよ。
俺も先が気になって一気に読んだしね。

でも全体のこの出来で最高傑作!?
ハルヒというかライトノベルはこんなんが最高クラスでいいの?
信じられない。

長門の評判が上がるのも理解できない。
たいしたことなかったじゃないですか。

あまりの温度差に俺が違う世界に来たんじゃないかと思うことはないが、
しかし驚いた。


俺は前からハルヒと言う作品について、ダンス一つで全てをもぎ取った
作品であると評価している。
内容は普通に面白い程度に過ぎないと。

今回、消失を読んで、改めてそれは正しいと確信した。
それが一番読んで良かったと思ったことですね(笑)。

シリーズが何冊出てるのか知らないけど、これはまだ4冊目ですよ。
そんな凄いもんにはならんでしょうよ(笑)。

あ、そうだ、エピローグのハルヒは可愛かった。
俺はハルヒは結構好きですよ。
一応この作品の中では一番です。

普通に面白い作品でした。

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