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青の祓魔師 9話
- 2011/06/13(月) 17:27:16
原作を2話まで立ち読みしてきました。
本当はもっと読みたかったんだけどアニメとの比較で気付いたことが
多くて覚えきれないから2話までにしときました。
というかもうすでに忘れかけてる(笑)。
まあその話は今回のを先にした後でするとしましょう。
今回はおおむねちゃんとしてて良かったと思う。
面白かった。
前回からの話がエクスワイヤーのテストだったことが明かされ、
名前がよく出るので覚えたネイガウス先生絡みの話があり、
一方でしえみがエクソシストを目指す話も入ってて。
特にしえみが目指すまでの流れは丁寧だったと思う。
燐と雪男との関係もよくできてる。
二人きりになって喜んでたし昔からの付き合いだから
一瞬燐の入る余地は全くなさそうに思えるけど、
最後まで見るとそうじゃない。
しえみは雪男に面と向かって憧れだと言える感情と間柄だし、
楽しいことも文句もしえみが唯一対等に話せるのは燐。
エクソシストになることを決意させたのも燐。
しえみから見た二人はそれぞれ違う形で関わってて、
これを見るとまだまだどうなるか分からない。
よくできてる。
問題があるとすれば三角関係を本気で
やるつもりなのかということぐらい。
やられるとね、気分的にちょっと面倒なんだよね(笑)。
求めてないというか少年漫画でそれはいらんだろというか。
いい加減、少年漫画少年漫画うるさいなあと自分でも思うんですが。
まあそもそも雪男はどう思っているのか分からないわけで、
今考えて良いことはないな。
あ、母親の「座敷わらしみたいだろう?」はその通りだと
思いましたアッハッハ!
でも本当に笑ったら気を悪くするのが親というものですよね(笑)。
ネイガウス先生は文字通り身を削って今回頑張ったんだけど(笑)、
結局「悪魔の犬」という表現の悪魔がメフィストのことだと
驚きはない気がしないでもない。
雪男がブレーキなら自分はアクセル役という設定はいいんですけどね。
雪男の対面に位置するにはちょっとにデザイン的に格が足らないと
思ったのはともかく。
というか最後でメフィストにダメ出しされてたから
アクセル役はメフィストの子供だか弟に変更?
これで終わりだとしたら何かこう、
思ったほどの盛り上がりはなかったかなと。
バトルは思ったより短かったしそんなに凄いとも思わなかったけど
立ち読みした原作が良かったので問題にしません(笑)。
後で書きますが。
最上級のナベリウスとやらに二人共勝てず、魔法円を消して
倒したのは「ふん、こんなもんか」って思いました(笑)。
バトルだと、燐の「関係ねえ人間巻き込むな!」は
違和感があった。
分かるんですよ。
主人公は普通の人間と違う理由で怒ってて、
それによってカリスマ性を出すのは。
それは分かるんです。
例えばその前で、それ以上は失血死するから召喚するなと
雪男が言ったのも、拘束するためと思いきや気遣ったためであり
雪男の性格を表す点で似た演出と言えるし、素直に良いと思う。
でも燐のはおかしい。
で、なんで違和感があるのか繰り返し見て、
どっちつかずなのかなあと思った。
あのシーンの流れからすると見得を切る、相手を説教するのが
普通なのに、涙目になってどちらかというと懇願してる。
だからおかしい。
懇願するんならもっと頼み込む感じで言うか、
それで終わらせるんじゃなく「頼むから…!」みたいにさらに続けて
訴えかける感じにしないといけない……と思う(笑)。
しえみの心理は上手く書けて燐はこうなら、ひょっとして
この作者はこういうパターンをよく分かってないのかもしれない。
たぶん少女を主人公にしてそれに合わせた話を作らせたら
こんなことはならないんじゃないかと思う。
褒めてるのかけなしてるのかよく分かんないけど(笑)、
まあ王道の少年漫画を描くと決めたんだ、頑張ってください。
初めてしゃべったフードとぬいぐるみ。
ぬいぐるみは腹話術で、なんとなくそんな気もしないでも
なかったけどおそらく男です。
思うところはあるんだけど、すいません、もう疲れました(笑)。
またにします。
その他細かいこと。
最初にしえみを抱えてた女の先生のデザインはいいと思います。
初めて普通にいいと思いました。
燐がベッドに座ったとき、ボヨンとしえみが弾む動きは好きです。
エクソシストを目指すと決めたときのしえみのむくれたような顔と、
それを見る雪男の表情も好きです。
次回はケット・シーとやらが登場。
あの声はアルフォンス・エルリックだろうか。
鎧からネコになっとるがな。
では、原作を2話まで立ち読みした話をしましょう。
まず一部グダグダとか言われたりしてる内容について。
1話は確かにまとまりが悪いね(笑)。
コマに溜めがないというか、見せ場がやたらとあってしかもそんなに
見せられてなく、つらつら流れてる。
どこを強調したいのか絞れてない。
でも2話は普通に読めたから張り切りすぎただけかもしれないな。
スーパーの話は確かに原作にはありませんでした。
修道院にきた親子を見送る燐の父親のシーンはあるけどそれだけで、
子供が悪魔に狙われてるとかも一切なし。
あとコミックスの表紙など、一枚のイラストはプロレベルの絵なのに
漫画だとガクッと落ちるね。
次にアニメ化して良かった部分。
あー…あったっけ?
ごめん、もう忘れてる(笑)。
最後にアニメ化して悪かった部分。
あるんですよ、これが(笑)。
父親がサタンに憑依されるシーン、あれは原作だと燐が父親から
悪魔であることが告げられ、「人間である限り」育てることを
許可されてるという言葉を聞いた直後、じゃあもう自分は人間じゃ
なくなったから見捨てるのか、父親面するな、と言ってる。
ところがアニメだと修道院のみんなの怪我はどうするんだと燐が聞き、
今は悪魔に追われてるお前を逃がすことが先決だと父親が言ったら
自分を厄介者扱いするのか、父親面するな、と怒るんですよ。
どっちが自然かなら相手にならない。
どう考えても原作の方がいい。
というかアニメは会話になってない。
サタンのセリフも結構いじられてて、原作だと完璧な自分の
唯一の欠点は人間界に長くいられないことだ、みたいなのがある。
俺はこれを読んで初めてサタンの明確な制限であると感じたので、
アニメでは確かなかったはず。
それからサタンが燐を作った理由。
これねえ、ネタバレかもしれないけど書きます。
アニメだと触れられてなくて何か重要な意味があるのかと
思ってたんだけど、原作だとサタンが出てきたときに
普通に言ってるんですよ。
ひまつぶしとかきまぐれとかそんな感じのことを。
大した意味はないんです。
2話では、雪男が銃で戦うシーン、これは十分よく描けてた。
原作の方がしっかり描けてます。
バトルがちゃんとできる人間だと知って安心した。
他にもあるんだけど、もう長いし早くも忘れてるからまた今度(笑)。
まあとりあえずは結構違う部分があることと、
バトルが描ける人間だと分かったのが大きな収穫でした。
サタンが燐を作った理由を言わせなかったのは全く理解できないけど、
もしアニメがオリジナルで完結させるのであれば何か意味を
持たせるのかもしれない。
では、今回はここまで。
来週はバトスピもプリキュアもないのでこっちに力を入れたいような、
長文はもういいから手を抜きたいような、そんな気分です。
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- From: 一言居士!スペードのAの放埓手記 |
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