NARUTOの自来也について思うこと

  • 2011/06/08(水) 18:20:58

といってもジライヤのキャラについて書きたいのではなく
物語のあの部分……んん、あんまりネタバレを避けようとすると
回りくどいうえに結局何の話をしたいのか推測もできないので
はっきり書こう、ペイン編の話です(笑)。

ペイン編のジライヤについて書くのです。



ジライヤはペインと戦って死ぬわけだけど、その見せ方が非常に悪い。

結局ジライヤがどれだけ強いのか分からなかったでしょう。

伝説の三忍と評されている設定のキャラクターが初めて本気で戦った
ペイン戦でいきなり負けて殺されるわけですよ(笑)。

なんじゃそりゃっていうね。

強いと言われるキャラがその強さの底を見せずに死ぬなんて
考えられない話。
これほどの消化不良は久しぶりに見た。

ヒット作でこんなことをやられるのは珍しい。
前に書いたようにワンピースにもあったんだよなあ。

下手に話に凝るとこういうミスに陥るのかもしれない。
2作品とも少年漫画の基本的な部分で失敗してるからね。

少年漫画は少年の、男の心を掴んで話さない物語を描く一方で、
細かい部分が雑だったり矛盾が出たりする問題があった。

だからたまたま立ち読みしたNARUTOの単行本に、作者が物語の作り方を
研究したと書いてあったのには、少年漫画もきちんと話を作るように
なったのことに感心し、驚いたものだった。
ワンピースもひとつの連続した物語だから、
あらかじめ大体の話は作られていると考えられる。

でも話を練るのもいいことだけじゃなかったようだ。
物語の完成度にこだわるあまり、少年漫画的な演出、展開を
置き忘れてしまう弊害があるんじゃないだろうか。

荒川弘という女漫画家の描いた「鋼の錬金術師」は
少年漫画的展開が全くなっちゃいない少年漫画だった。
はっきり言ってジャンプだと連載させてもらえないレベルで、
少年漫画として評価した場合のハガレンは打ち切り作品と大差ない。

その原因を、ハガレンを読んだときには作者が女だから
男性心理が関わる要素が抜け落ちているんだろうと
考えたんだけど、どうもそうではないらしい。

もちろんそれも大いに関係してるにせよ、
単にその一言では済まされない、話を練って作った少年漫画に
陥りやすいミスのパターンがあるのではないかと、
NARUTOやワンピースの失敗を見て思うようになった。

もっとも、それは一部分に過ぎない。
全体で評価すればいずれも高い点が付く作品であることに異論はないし、
最初に話をよく練った方が破綻も少なくなるのだろう。
最近アニメのNARUTOで死んだキャラも、少年漫画の敵役らしさはあった。

あまり考えない少年漫画が考えるようになり、次は考える中で
少年漫画らしさが抜け落ちないように注意するようにと、
ステップアップしていくことに期待したい。


ま、ブリーチみたいに何も考えてない少年漫画も
それはそれで味わいがあるんですけどね(笑)。

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