輝きのタクト 21話

  • 2011/02/28(月) 03:20:04

なんともはや、散漫な回だった。
あの前回からこんな風になるとはまさか思わなかった。

まずいなあ、まずいよ。
はてさて。



マドカ去りますか。
本当にいなくなっちゃうんですか?

一応危険なキャラということになっていて、今回も最初で人妻が
世界を揺るがす存在になるモンスターとまで評しておいて
その回で負けて去るの?
あっさりしすぎてやしませんか。

あとタカシも。
最初は力を隠して振舞う不敵なキャラでバニシングエージに入るという
裏切りまで見せたのに復元のリスクを聞いた途端臆病風に吹かれ、
人妻の送り込んだスパイという展開でもなくすごすごと出戻りやがった。
なんすかこのヘタレ。

シモーヌはまあ…最初は結局タカシとタクトどっちがいいんだよと
ちぐはぐに思えたんだけど恋愛まで行かないところで揺れるのは
近いできるし、そもそも今回も単純に裏切りに腹を立てていただけと
見てもおかしくないので問題ないですね、早とちりでした。


このアニメはバニシングエージが台頭した時点で、クライマックスに
向けての一つの大きな物語がうねり始めたものと思っていた。
前回重要な謎が明かされたのは、これから締めに入るサインだと思った。

しかしいくらタイトルでいつもの感じに戻ると予想できたといえ、
まさか大きな流れを霧散させ、こっちの期待をぶち壊してしまう
事態になるとは思わなかった。

マドカと斎賀みつきはいったい何のために出てきたのか……
ワコの気持ちを進展させるためか。
ああそうか、ワコの恋愛感情をはっきりさせるための
刺激を与える役目か。
なら問題ないな。

マドカを去らせ、タカシは戻し、残るメンバーはさらなる小物ばかりで
バニシングエージに何ができよう……と思ったのも、ヘッド、
つまり最重要キャラさえいれば問題ないという……このアニメは
限られた数人のみにスポットを当てその他のキャラは
全てその数人のためのダシにするという作りなのか……?


ええい面倒くさい!
なんであれ!
…なんであれ、今回が大きな柱を砕いた、何の話だったのか
わからないと思うほどまとまりがなかったのは変わらない。
拍子抜けした。

自分がこのアニメを理解しているという気持ちは変わらないが、
まだ理解できてないことがあったのか。
しかしなあ、言いたかないが説明不足だぜ。
バトル、物語、人物描写、どんなアニメなのかの方向性が
いくつもあるのなら余計に明示は必要だろうよ。

俺とスタッフ、どっちが悪いのかも分からないや。
今回の全体的な評価はもう少し落ち着くのを待とう。



さて、図らずも全体の話だけで長くなったが
重要なことはまだいくつもある。
それに移ろう。

まずは人妻女子高生。

女もイケたんかい。
ホモの次はレズたあな。

最初は耳を疑ったけど、そういやマドカは斎賀みつき…が声を当ててる
キャラとデキてるとしか思えないし、なら人妻ともそうなるよなあ。

らしいっちゃらしいが、ただあの人妻はさあ、お色気ムンムンで
男子をモンモンとさせるような、男を誘惑する魅力に満ち溢れた
キャラだったじゃないですか。

それが女もイケたとなるとただの変態になるんだよね。
成り下がると言ってもいいほどに。

ガッカリした。
世間知らず的自由奔放なエロスの象徴でいて欲しかった。

もっとまともだと思ってたよ。
そんな女だと思わなかった(笑)。



ワコはついに気持ちがはっきりした……と最初は俺も思ったが、違うな。

好きな男が他の女といちゃついてるのがガマンできなかったという
人妻の評はおそらく正しい。

ただ、あのときのワコの行動は嫉妬からくる反射的なものだったと思う。
考えるより先に感情が動いたから、バトルに決着がついたときすらも
気に入らないような表情のままだった。

バトル後、タクトに「あれはワコがやったの?」と聞かれたのに
ほうけたような表情で返事をしなかったのは、後になってあのとき
なぜ自分があんな行動を取ったのか振り返っていたからだろう。

そして、キスの相手役に立候補したときの真剣な態度を見れば、
自分が好きなのはタクトだと結論を出したとは考えられない。

むしろハッキリしたのは自分はタクトも好きだということ。
スガタとタクト、学校中の女子が注目する二人の銀河美少年と
好意を寄せられるほど仲が良ければどちらもある程度好きになるのは
むしろ自然で、別にビッチとののしるつもりはない(笑)。

ゆえに、自分はどちらがより好きなのか、どちらに対しての気持ちが
本物なのか、ワコは自分自身を試そうと決意したのだと思う。
リビドーの強さでマドカに勝てるほどタクトを好きな気持ちが
本気じゃないというのは苦しいがね(笑)。

果たしてスガタの目の前でタクトとキスできるのか、
本当に好きなのがスガタならタクトとのキスを体が拒むはず。
そうなったら実に面白い展開になるので、
やっぱり僕はタクトに失恋してもらいたいです(笑)。



ヘッド…トキオはソラのこともサカナちゃんのことも
それなりに好きだったのか。
相手もまたそのようで。

ふーんむ、前回の印象と違ったな。
ふーんむ。
あ、ソラが服を脱ぐのは相変わらず寝取られでエロかったです。

まあどんな理由でも付き合っててお互い仏頂面することもないか。
結局トキオが求めてるのは強さだしね。

強さに惹かれる、強くありたいと思うのは不思議じゃない。
本当の強さを手に入れて失った物も取り戻してみせる。
これがトキオが組織に近づいた理由か。
そして発端は力を欲しているのにシルシを受け継がせて
もらえなかったこと?

なんにせよトキオの目的はシンプルで、力に興味があるというスガタ、
そして輝きたいとだけ願うタクトともシンプルさで共通している。
さすがは親子と言ったところか。

シンプルな、純粋なものほど強いと言いたいアニメなのかもしれないな。
前にヘッドが戦士のシルシを持つ人間の強い野心では
自分に勝てないと言ってたのはそのあたりが関係している?
まあそれを言ったらマドカも純粋な欲望ですがね。

サカナちゃんが回想なのは当然といえる。
出て行った者が今戻るなど許されません。



バトルは、顔見世のような内容だったと思う。

第4フェーズになるとどうなるのかということと、
果たしてタクトは相手を殺さずにいられるのか、の。

今回は3.5フェーズということでワコの手助けが入ったけど、
もう間もなく封印が破られるのは間違いない。
そのとき、タクトはどうするのか。

だからね、今回このアニメが結論から逃げたというのは
明確におかしいんです。
フェーズが進むのはもはや予想の必要もないのだから、
今回は課題を突きつけたんです。
いよいよ敵を殺さずにいられるのか、と。

そしてこの青春アニメが人を殺すなんて展開はないだろうから
タクトはいったいどんなトンデモ技でピンチを乗り越えるのかを
楽しみにするところなんです(笑)。

今までタクトがその輝きで敵を倒す様を見せるのが目的だった
バトルが、初めて(?)物語性を織り込んだことはむしろ評価していい。

いい加減、作品の見方を理解しましょうや。



あと今回で最後なら一応マドカの話も。

負けを素直に認めるとか、危険な性格でも自分の基準があるのが
マドカというキャラの持つ魅力だったと思う。



次回は前夜なんて言葉が入ってたな。
本番じゃあないの?

それにしてもマドカ、タカシ、ワコ、ヘッドと全くもって
バラバラに話が進んだ今回だった。
中核がない。

でも、最後のシモーヌと人妻の会話…裏切った相手をも許せるのが
本当の強さの話、そういえばヘッドも強さについて触れてた。
殺し合いこそどんな男女の関わりより強いというマドカを、
ワコは好きという気持ちで負かした。

じゃあ…強さというテーマに沿って進み、一つの答えを出した
中核のある回だったのか?
問題はなかった?
しかしそれならなぜ俺はバラバラに感じたのか……。

狙いは分かるが物語として上手く行ってない回。
今回の評価はそんな感じでどうですか?

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