全プリキュアシリーズの簡単な評価

  • 2012/03/09(金) 20:54:03

前からやろうと思ってて本当はハートキャッチの最終回と同時に
書く予定だったんですが忘れてましてね。

「スイート」の放送始まっちゃった(笑)。
でもまあちょうど10話目だしタイミングとしては悪くないよね。

にしても困ったのが予想以上に内容を忘れてること(笑)。
なんとか書きましたが、たぶん間違っちゃいないでしょう。
それなりにちゃんと書けたと思います。

*スイートも終わったので追加しました。
今日は3月の…9日ですね。
前の、おそらく最初と思われる更新が5月9日。
おお、同じ9日じゃないですか、偶然ってあるもんですね。



●ふたりはプリキュア

*昔のことなのでマックスハートと混同している部分が
あるかもしれません、ご了承ください。

記念すべき初代。
しかし何が良くてヒットしたのか未だにわかりかねる部分がある。
主人公であるなぎさとほのかは、スタッフが女児に嫌われまいと
思ったのだろう、性格が普通のいい子すぎて個性がない。
話も、いくつか盛り上がる回はあったようだが
全体としてたいした話はない。

「平和が大事なのは分かるけどそれで自分の生活を犠牲にしたくない」
というEDの歌詞を見れば作品の方向性と程度は知れる。
「自分を大事にしよう!」で締める回もあり、当時の世相や今時の
女の子らしさを出したかったにしても、自分自分と恥ずかしげもなく
言う姿勢には眉をひそめざるを得ない。

キャラクターでは、ポルンという妖精の存在も外せない。
ワガママでやるなと言われたことをやるため、男からすると
ガッと頭を掴んで車道に投げ込みたくなるほどイライラする。
しかし女には「可愛い」の一言で済まされているようであり、
問題ないと言えばないが、これから見ようという貴兄には
心構えをするよう呼びかけたい。

おそらくあのOP曲とキャラデザイン、二人で1セットという設定が
受けたのではないかと推測するに留まるほど、
内容に関してほめるところのないアニメ。

実を言うと、あの頃はブログも書いてなかったし
出来の悪さに少しの間見なかった時期がある。
そしたらその間……確か8話か13話あたりの評判が
良かったことを聞き、再び見るようになった。

その後出来の良い回にめぐり合った記憶はないが、
一話だけ確かバトル中心で盛り上がった回があったと思う。
二人が分断される回だったはず。




●ふたりはプリキュア Max Heart

*昔のことなので前期と混同している部分が
あるかもしれません、ご了承ください。

2期ということでOP曲もバージョンが変わり、
さすがに初回は自分のテンションも上がった記憶がある。

新しく加わった3人目のキャラもやはり薄味で、
内容は全く向上しなかった。

回の流れが、暗いBGMとともになぎさが前回を振り返り
これからどうなるの…とネガティブに締める、本編始まる、
敵を倒す、と完全に固定されているのが単調すぎて単調すぎて
はっきり言って毎回見るのが苦痛だった。
完全に惰性とか乗りかかった船という理由で見ていた。

今作では二人の変身アイテムのカラーが、男の妖精はピンク、
女の妖精は青と逆転したのになんとなく引き続き世相を
反映しているようで、個人的にはいい気分がしない。

120億円という利益を生み出し、確かグッズを定価以上で売っていた
ネットショップを見かけたような記憶もあるが、
何がそんなに楽しかったのかさっぱりわからない(笑)。

ブームを起こすのに内容の質は必要条件ではないことを
はっきり示した、ある意味すごいアニメ。




●ふたりはプリキュア Splash Star

キャラや作品世界まで一新された。
3作目で2代目のプリキュアであり、混乱しそうになる。

一新してほんの少しだけ主人公たちの個性が強まり、
話も初代よりは練られ、良くなった。
しかし主人公のキャラデザインは無理に違う感じを
出そうとしている感がある。

個人的な話をすれば、OP曲は初代に劣ると思わないし、OP映像は
サビ前のところが好きだし、何より後半になってある日突然
主人公の白い方、美翔舞が好きなキャラになったので
作品自体に悪い印象はなかったりする。

考えてみれば、美翔舞を可愛いと思うようになったのは後期EDで
恥ずかしそうにするのを見たのがきっかけだったと思う。
逆に言うならそこも個性を感じるほど本編ではキャラクター性が
薄かったということにもなるのだが、ともあれ歴代の中でも
好きなキャラであることは間違いない。

話を戻すと、結局のところ内容に変化が乏しく、全てにおいて
初代の劣化版と受け止められてしまったのではないだろうか。
商業面で一気に半分まで落ち込んだのも理解できなくはない。
ただ、内容の質自体はなんら劣るところはないと強調したい。




●Yes!プリキュア5

またまた一新された4期目となる3代目プリキュア。

「ふたりは」の部分がなくなったように、プリキュアを
5人にするというとんでもない変更がなされた。
作品の根底を覆す変更に、もうプリキュアじゃなくて
いいじゃないのよと思った人間も少からずいただろう。
カブトガニのような髪型のキャラがいたり、
デザインに限界をきたしている印象も受けた。

ところが始まってみればあらびっくり、5人もいれば誰か一人くらい
好きなキャラができるだろうと言わんばかりに個性を与えられた
ヒロインたちは、今までよりも確実に魅力が増していた。
物語の平均的は今までより少し上がった程度だが、
5人がケンカをする回やキャラが暴走するギャグ回など、
飛びぬけて良い回もいくつかあった。

デザイン以外にも今までに劣るOP曲を聞いたときは
不安になったものだが、結果として不安は見事に解消された。
ここから自分の中で、プリキュアは期待できそうにないほど
出来が良い、とのジンクスが生まれる。
惜しむらくは確かポルン以来となる殺意をもよおす珍獣、
ミルクの存在。
せめてあと少し性格がまともなら作品のイメージは
もっと良くなっていたであろう。




●Yes!プリキュア5GoGo!

ここからは単独で記事を書いていたのでそれを見てもらうのが
一番だろうと思います。

・Yes!プリキュア5GoGo! 最終回

簡潔にまとめると、ラストがあまり良くない、振り返ってみると話が薄く
キャラだけのアニメだった感がある、ということですかね。

とはいえ、それだけ今までに比べてキャラが
個性的になったということでもある。
OPの最初でうららが手を振るのはまさにそうで、驚いた記憶がある。




●フレッシュプリキュア!

これもまずはリンクを。

・フレッシュプリキュア 最終回
・フレッシュプリキュアの総評的なもの

ここでは簡潔なまとめと書き忘れたことを書いておく。

話は終盤が良かったが、全体で見ると今までのシリーズと大差ない。
イース云々は一応良い。
おそらく今時の女子中学生像を描こうとした当初から、
今までと同じ感じに路線を戻したことはマイナスにはならない。
ダンスという要素をちゃんと忘れてないのは褒めたい。

キャラは確実にプリキュア5より弱くなった。

EDはフレッシュ以降の定番となるCGキャラによるダンス。
プロの振付師である前田健によって非常にクオリティの高いものに
仕上がっている。

見ると不快になる珍獣はおらず、それどころか…ああシフォンか、
シフォンは赤ん坊だし声がこおろぎさとみなので可愛さがある。
流石ベテランと言ったところか。
そういえばフレッシュ以降はストレスがたまる珍獣がいなくなった。

えーと、こんなところか。
プリキュア5の方が楽しかったと思います。




●ハートキャッチプリキュア!

絵が「どれみ」になり、もはや見た目からして
プリキュアじゃなくなった今作。
しかしそのコミカルさはキャラクターの表情を豊かにし、
個性を強める効果を生んだ。
特にえりかは今までのシリーズにいないキャラだった。

物語の方は、1話の出来はシリーズ一だった。
2話以降は今までと変わらないぱっとしない出来が続いたが、
時折えりかがやらかした回は楽しめ、3クールか4クール目あたりからは
平均が上がった。

しかし最終回は実に悪い。
辛いことから目をそらしやがった。
具体的な部分は最終回の記事で書いてあるから
ここでは書かないが、製作者は逃げた。
最終回の一つ前の回であんな展開にさえしなければ
全ては丸く収まった。
非常に簡単なことだった。
それだけに製作者の責任は大きい。

EDはフレッシュに続いて前田健振付によるCGキャラのダンス。
最初の方は素晴らしいとしか言いようのないものになっている。
本当に素晴らしい。
ハルヒのダンスが2Dの最高峰なら、ハートキャッチ一つ目のダンスは
3Dの最高峰で間違いない。

珍獣…妖精に、男性から見てストレスになるキャラはいなかった。
ストレス枠となりそうなポプリは、ほとんど赤ちゃんで
言うこともやることも可愛らしいので腹が立たない。
えりかも一見、自己中心的な性格のようでそんなことはなく、
ストレスの原因になりそうなものを極力除いたところに、
ハートキャッチの良さの秘訣がある。
おそらく過去のシリーズを研究したのだろう。

最終回こそ悪かったものの、全体の出来はシリーズ最高だった。

ちなみに、ハートキャッチの話題でさんざんムーンライトを
ネタにしてましたが、別に憎いわけじゃありません(笑)。
ヒロインを好きな順で言うとえりかと同じくらい、
それからつぼみ、いつきと来ます。
もっとも、一番好きなキャラはつぼみの母親ですが(笑)。




●スイートプリキュア

全体の評価は最終回のときに単独で長々と書いているので
まずはそれを。

・スイートプリキュア 全体の評価

短く書くと、まずデザインはかなり悪い。
初めて見たときは特に敵が悪い印象で、
今度こそホントに期待できないと思ったものです。
しかし途中からすっかり見慣れて何とも思わなくなった。

話はというと、始まってしばらくは明らかに女児向けを逸脱した
笑えないケンカの連続でヒヤヒヤさせられてしまう。
仲直りは毎回するが今度はケンカした分だけベタベタするので
いくら女同士とはいえレズっ気があるようにすら見え、
これまた女児向けを逸脱しているんじゃないかと思わされる。

そもそも今作の話自体、こだわって作られているように見受けられ、
女児向けにとらわれないようにしようとしているのが伝わるのだが、
その割に完成度は高くなく、気になる部分が物語の大事な部分を含め
ちょくちょく出てきている。
これはシンプルだった過去のシリーズにはない点と言える。

しかし、話の狙って作られている部分はさすがに良かった。
ギャグも子供には分かりづらいようなものから
テンションの高いものまで力を入れてやっているので
こちらも存分に楽しめる。
それはキャラクターにちゃんと個性があるからこそのこと。
何より、退屈しない時期のないプリキュアというアニメで
最初から最後まで退屈することなく見られた。
これも過去のシリーズにはない点である。

結局ほとんどの要素に良い部分と悪い部分があり、
「良くも悪くも」という言葉が本当にしっくりくる、
シリーズ随一のとがった作品だった。

後は一人一人にとってどうだったかの話になるが、
個人的にはシリーズで一番思い入れが強いし、
今では一番好きだと言い切っちゃっていいと思わなくもない。

奏は見た目がとにかく可愛いし、響はキャラが育ったおかげで
内面を合わせて可愛いと思うようになった。
好きな順で言うとどちらが上かははっきりできないけど
1、2位はこの二人で決まりですもん。
3位が今まで一番だった美翔舞、ほぼ同列が「5」のかれん
といったところ。
キャラは個性的で、魅力的だった。

良くも悪くものシリーズだったが、
個人的には「良い」で終わった作品だった。
う~ん、短く書くつもりが長くなってしまった。

忘れてたけど、EDのダンスは二つとも良かった。
ハートキャッチ一つ目にはちょっと届かないにせよ、
両方良いのは評価したいところ。

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