映画「秘密」

  • 2010/12/21(火) 13:06:34

このタイミングでの放送は明らかに他局でのドラマ版に
便乗した物でしょうが(笑)、個人的にはありがたいですね。

記憶がまだ鮮明なうちに比較できるのはいいことです。
テレビ局の思惑に乗せられたのかもしれませんが(笑)。

ちなみにドラマ版「秘密」最終回の記事はここからです。



そうですね、まずは何の話にしましょうか。
じゃあ最初に思いついた、映画版自体について。

随所にドラマあるいは原作と違う部分が見受けられましたね。
小さいことならいいんですが、バスの運転手の、妻ではなく息子が
いきなり登場したのには驚きました。

でも改変したから不快ということではなく、ドラマでは8話くらい
あったものを2時間程度で見せる場合はこういうふうにするんだなと
興味深く見られましたね。


でもやっぱり、短い分のデメリットは感じました。

大体二つあって、一つ目は二人の夜の部分。

ドラマより二人が簡単にするしないを決めてて、
藻奈美(娘)の体であることをいい加減に考えているように感じられました。
ドラマ版で「一度見たのに」なのか「一度見たから」なのかは自分でも
分かりませんが、娘の気持ちはどうなるんだと思いましたね。

それからもう一つは、広末涼子。

志田未来の演技力を褒める人の気持ちが良くわかりました(笑)。
別に広末涼子に問題があるというのではなく、映画だと短いから
直子の描写が絶対的に足りないんですよね。
だから直子の仕草、口調が見ている側にインプットされないんです。
まあ最初から最後まで広末涼子にしか見えなかった気がしないでも
ないんですが、それは……追求しないでおきましょう(笑)。

ちなみに平介役の小林薫は素直に良かったと思います。
どちらかというと小林薫の方が原作には近いんじゃないでしょうか。
おそらく、ですけどね(笑)。



物語自体はおおむね同じだったと思います。

やっぱりドラマと同じで、直子を藻奈美と呼んだ瞬間が
全てなんですよね。

映画だと「自分の生きたいように生きる権利があるんだ」という
セリフが追加されてた分、余計にポイントとしては大きいです。

思ったことはドラマ版でたっぷり書いたのでここでは書きませんが、
映画版を見て特に大きく意見が変わることはないですね。

それにしてもラストは……どうなんでしょう(笑)?

平介の顎を撫でるいつものクセが出てバレたのもさることながら、
その後の直子の狼狽ぶりが見るに耐えませんでした(笑)。

育ててくれたお礼と眼力で有無を言わせず押し通した
ドラマ版と比べるとガッカリしましたよ。
別に映画版直子は何も悪くないんですが(笑)。
だからこそ平介は直子の分までと新郎を2回殴らせて欲しいと
言ったわけですしね。

大事な娘と嫁をやるんです、殴るのは通過儀礼なんです(笑)。
新郎は悪くないとかじゃなく、幸せのためとはいえ自分の宝物を
渡さければならない気持ちの問題ですから。

でも直子にはどちらかというと優しい言葉をかけてましたね。
そのあたりは小林薫で良かったなあと思います。
騙されはしたけど、それまでの頑張りを評価した感じですか?
録画してないのでうろおぼえなんですよね(笑)。
直子の態度も悪くなかったと思います。

ドラマ版の結末が変わったのはそこですね。
直子と気付くきっかけもありますけど、殴らない代わりに指輪を
外したのは平介が2発も殴る価値なしと判断したか、直子を渡す
というよりもそれぞれの道を歩くことを選択したということでしょう。



うーん、こうして2作品を比べてみると、
雰囲気がかなり違いますね。

ドラマ版は常に重いですね。
重厚ではあるんですけど、暗さも付きまといます。

その点、映画版は明るいと思います。
盗聴での大喧嘩以外は重苦しさがありません。
尺の都合上どんどん展開が進んでいくせいもあると思うんですが。
ラストは衝撃的な中にも優しさが感じられます。

自分はどちらがどうということもなく、それぞれの「秘密」を
興味を持って見られました。
優劣を決めるような気持ちがないんでしょうね(笑)。


ドラマ版を見てるのでおおまかな筋については実質2回目の
視聴となる映画版「秘密」、結構楽しめました。

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