バクマン 2話 とジャイアントキリング3話も

  • 2010/10/11(月) 02:21:29

あーくそ、よく出来てんなあ。
よく出来てんぞこれ。

2話にして見せ付けられるとはなあ。



登校時の会話、ちょっと笑わされた。

「さいこう」は本名だと思ったらあだ名だったんで驚いたんだけど、
それにしても囚人か(笑)。

最初にうざいと言ったのはサイコー、でも恋のキューピッドとして
シュウジンに感謝はしてもコンビを組むとは限らないと言い放つ
サイコーの方がむしろうざいぞ(笑)。

これ、計算してるんなら、やるよなあ。


屋上。

アズキのキャラと二人の恋愛模様についての説明があった。
この作品の方向性というか、さじ加減みたいなものが
明言されたことになる。
純朴路線ですね。

アズキとの比較として学年2位を出したのは細かい。

ところでアズキの絵が小畑というより江川達也の絵に
よっぽど近いと思うのは俺だけだろうか。
あれ小畑の絵とちょっと違うと思うよ。
それとも最近変わったんかいな。


親との対面。

息子の夢にあっさりオーケーを出した父親。

少しあっさりすぎるような気もするが、そこで活きてくるのが
リビングの風景。

賞状やトロフィーが置かれている。
つまりはこの父親にも夢や、一生懸命打ち込めるものがあった。
だから息子の夢を了解した。
一度も正面で話したことのない親子だが、
親はちゃんと理解していたということか。

女にはわからん男の夢よな。
涙ぐむサイコーには好感を持った。
初めてだな、このキャラに好感を持つのは(笑)。


そしてラスト。
走り出すサイコー。

いかにも青春。
青春は往々にして走るものだ。



今回はいくつもの展開がつめこまれていた。

まあ原作の何話分も入れてるのかもしれないが、盛りだくさんで
締めも相応しいシーンを選んでるから充実してる。

しかし今回、一番感心したのが爺さんのセリフ。

「あいつはもしかしたら本当にダメかと心配もしたが、あれでいい。」

このセリフは非常に重い。

存在感は薄そうでも決して孫に無関心ではないこと、
とりあえずレールに乗る人生を送るサイコーを良しとしていないこと、
サイコーと父親の性格はこの祖父から来ていることが、
このたった一つのセリフからうかがえる。

3代に渡り血が受け継がれているんだな。
あいや、おじさんも夢を追う人間だったことを考えると
血筋なのかもしれない。
「いらないのか」ではなく「いらねえのか」が口調の爺さんは
穏やかな性格じゃないはずだ。

じっくりキャラを描くのが普通のところを、たった一つのセリフで
キャラクターをざあっと掘り下げたガモ…大場つぐみの実力は
本物と認めざるを得ない。

セリフ一つ、シーン一つに力を全く抜いていないのが伝わる。
漫画のジャンルは違うが、サスペンス作品であるデスノートで見せた
緻密さは健在ということか。
隙がない。

それに俺は全く登場人物の名前を覚えない人間なのに、
サイコーとシュウジン、アズキまで名前を覚えている。

凄いことですよ(笑)。
特徴のある名前に、印象付けるようなシーンを入れてあるから
自然と覚えてしまう。

ここまで気を使った作品はなかなかない。
俺のような名前を覚えない人間は少ないわけだしね(笑)。
しかしだからこそ、この気遣いに俺は評価してしまう。

俺からすれば凄いことなんです。



これ、本っ当よく出来てるぞ。
こうなると逆に大場つぐみがガモウかどうか怪しく感じる。
悪いがラッキーマンにはこんな緻密さ微塵も感じられなかった(笑)。
それとも今読むと違うんだろうか。

でも今回出てきたヒーロー伝説の表紙の少年が
まんまガモウの絵だったんだよなあ(笑)。
ビックリするぐらいガモウだった(笑)。

大場つぐみはガモウの嫁か子供か、おじさんか。
まあガモウならガモウでね、悪いことはないんでね。
しゃあねえ、ガモウの漫画をまた読んでみるか。



と、ここまで褒めた俺だが、一つだけやや気になることがある。

シュウジンの「夢に溺れない利口な奴だけが上に行ける」。

これが最初聞いたとき、おじさんの否定に聞こえたんだよね。
売れなくなった後も夢を追い続けた末に死んだ、おじさんの。

意図しようがしまいが、これはまずい。
非常にまずい。

しかしまあもう一度見て考えたら、このセリフは
「人の生まれの差」にかかるものだった。
それに、その後のシーンでサイコーがおじさんの漫画を読み直して
「おじさんは最後は売れなかったかもしれないけど、
こんな面白い漫画を残した」と憧れとともに肯定している。

んー、じゃあ問題ないな。
おじさんの否定にはならない。

実は最初聞いたとき、かなり気になった(笑)。
だから今もスッキリしないんだけど、でもおじさんは否定してないな。
このシーンのセリフは中学生らしくなく、確実にガモウ本人の
言葉だから余計に気になった部分はあると思う。

後は俺の気持ちの問題だな。


あ、もう一つあった。
シュウジンだ。

キャラとしてはサイコーより好きだけど、漫画家になる動機で
儲かるからとか、失敗したときのことを考えたりとか、モテたいよりも
ある意味くだらない、夢を曇らせることを語るのは気に入らない。

若者に対するガモウの老婆心なのかもしれない。
でもまずは情熱を持たせないとブレーキになりやしないか。

優しさが仇になったか、弱気が出たか、ガモウよ。
小賢しいという意味でシュウジンはリアルだが。



小言も言ったが、今回は本当によく出来てた。
やるなあ、ガモウの奴。

少年漫画より少し上の年齢に向けたところに才能があったのは、
ガモウ本人はもしかしたら素直に喜べないのかもしれないが、
それはどうしようもないことだ。

ラッキーマンはヒットしたんだし、俺は好きだ。

もしおじさんがガモウの分身なら、自分で自分を肯定することになる。
痛さは感じる。
でも、ガモウには必要なことなんだろうな。

もしかしたらこの作品は、ガモウ本人の再生の物語なのかもしれない。


…おじさんがガモウだったらね(笑)。




さて次。
ジャイアントキリング。

今回も面白かった。

ここじゃこんな扱いだけど、これも面白いですよ(笑)。

ボウズのキャラは多分ブリーチの恋次と同じ声優だな。
ルイジ吉田は小野大輔。
今年の春のアニメ特集番組を見たときに知った。
谷原章介に似てて本人も意識してる感じだったな。
まあ頑張りたまえ。

今回は作画はちょっと悪かった気がするなあ。
頭が大きすぎる絵があったと思う。
今回だけじゃないかもしれない。
絵がこのアニメの弱点かもしれないな。

ジャイアントキリング、嘘じゃなく面白いですよ(笑)。

土曜の6時から6時50分までNHKのアニメを見る人間は、
他の人間より少しだけ濃密な時間を過ごしている。

そう断言して…いいことはねえか(笑)。
大げさすぎるぜ(笑)!

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