ハンチョウ シリーズ3 最終回

  • 2010/09/24(金) 00:32:31

ついに最終回ですね。
そういえば1期は15話くらいありましたが、
あれはいったいなんだったんでしょうか。

別にいいんですけどね(笑)。



今回の犯人は詐欺師の爺さん。
出所した直後にもう稼業を再開するほど
なかなかろくでもないんですが、杖を肩にかけて健康的に
歩いていく姿には不覚にも笑わされました。
たいした性格です(笑)。

しかしその性格にはストーリー上、重要な意味がこめられていました。

爺さんの介護士の大沢佑香とその恋人は、かつて不良でした。
ただ、現在は二人共更正して真面目に生きています。
一方爺さんはというと、未だに詐欺が染み付いてやめられない。
だから二人のことを特別に思うんですね。

動機の定番は優しくしてくれた人を守るためだったりしますが、
今回はここが一味違いました。
眩しく映る二人の人生に影を落としてはいけない。
だから大沢に言い寄る元刑事にやめてもらうよう会いに行った。
う~ん、我ながらちょっと大げさです(笑)。
でも、立ち直れなかった爺さんと立ち直った二人の関係、
この動機と心理描写は非常に良かったと思います。


そんな爺さんに目をかけられたのが桜井。
最終回は桜井が来ましたか。
前にもありませんでしたっけ?
全く、スタッフの愛され具合では須田以上かもしれません(笑)。

桜井はまだ刑事の目じゃないそうですが、先は楽しみみたいですね。
ベテランの詐欺師に言われるんなら間違いないんでしょう(笑)。
頑張ってもらいたいですね。


そしてラストシーン。

安積らに犯人であることを見破られたとき、爺さんは
人殺しが結婚式に出てはいけないと考えていたので
とても気になりましたね。

その考えは納得できるけれども、爺さんの年じゃあ
もう生きて塀の外には…と思うとどうにも後味が悪い。

数日後に結婚式を控えていて、そこまで待たないというのであれば
もうどうしようもない、大人しく塀の中に入る展開しかないと
思ってました。

だから(笑)!
このラストは良かった。

参加はできないからせめて遠くから見せてやる。
安積、いい男過ぎますよ(笑)。

シーン自体はベタと言えばベタかもしれません。
検察が来る時間を間違えたから式場である教会の前で待とうなんて
いかにも計画的です(笑)。
作品を見るとき、体力を使うから自分は予想しないのも
感動に加味されている部分もあると思います。

でも、「あ~~なるほど!」と何度も口に出しちゃいました(笑)。

結末はベタでも、そこまでの仕掛け方が良かったんですよね。
人殺しが結婚式には参加してはいけないという考え方に
式まで数日だと言うのに待たず、容赦なく逮捕した安積。

これが結婚式を見せるという可能性を上手く下げていたと思います。
罪の重さを伝えるテーマなのかとか、違う方向での終わり方を
想像させたんじゃないでしょうか。

だからこの結末に対して「ベタだなあ」とあっさり切り捨てるのは
通ぶりたいだけの桜井より青い人…なんて無理矢理自己弁護しても
しょうがないんですが(笑)。

自分はこの結末に満足しています。
これで十分ですね。


と、こんな感じの最終回でしたが、振り返ってみると
さすがに最終回だけあっていくつも捻りがありましたね、

今回の被害者も刑事で面汚しというの役割だけでなく、
元刑事なのを利用してかつて補導した少女たちを風俗店で
雇おうと考え、その中に今回の介護士の大沢佑香がいた、
というつながりは上手かったです。

シーズン3はちょっと今までと比べて質が落ちたかなと思う回が
いくつかありました。
メイド回のような、面白かったにしても新しいことをやろうとして
随分雰囲気の違う回もありました(笑)。

まあ自分自身、2回も見逃すという失態もやらかしましたが(笑)、
最後はしっかりと決めてくれたと思います。

これならまだハンチョウはやれますよ。
欲を言えば今回に近いクオリティを毎回、せめて3回に1回くらいの
割合で作れるようになれば嬉しいんですが(笑)。

とにもかくにも、何でも安積頼みにするのではなく、
部下の個性をもっと強くしてもらいたいです。
1期の頃から思いつつ、あえて不満は書かないようにしていたんですが、
シーズン3は新しい試みをしているので書くことにしました。


ハンチョウはまだ限界を迎えてはいません。
シリーズが続くことを、そして真っ当に質が上がっていくことを
期待しています。

それでは、シーズン3はこの辺で。

いい最終回でした!

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する