黒執事 2期 第11話

  • 2010/09/14(火) 02:06:44

面白かったね。

まあこのアニメに対して面白いと言う表現が正しいのかどうかは
少し考える必要があるものの、飽きることはないもんでねえ。
素直に褒めるのもためらわれるが(笑)。



予告通り、今回はクイズの話。
アロイスの心の迷宮

ハンナを殺せばシエルが落ちてしまう。

それを聞かされたときのセバスチャンの表情が良かった。
いまいましげなあの表情が(笑)。


ハンナの説明からすると、アロイスの魂は
シエルに取り込まれているようだ。

シエルの体は空の器になっている可能性も考えてたんだけど、
シエルの魂じゃないと体は起きないということなのか。

アロイスの指輪だけはめればいいのに、と思ったのは
俺だけじゃないよな?

クロードが取り込ませたという可能性もあるが…まあいいいか。


クロードはいかにしてシエルの魂を奪ったか。

これはおそらく1期と絡めてるんだよな?
あんまり覚えてないんだけど、確かに天使との戦いで
片腕がもげてたような記憶がなくもない。

それが契約印のある右腕で、失くしてる間は契約が途切れてたか
揺らいでたかしていたため、クロードにつけ込まれたわけか。

なるほど。
1期の時点ではそんなことを考えてなかったと思うが、
上手くつなげたもんだな。
これは良くできてる。


どこまでも冷酷にアロイスを突き放すクロード。

「お前にはハンデを与えてやってるんだ!」に対しては
「耳障りな声援」と言う。

イエスユアハイネス×3はアロイスが泣くほどの棒読み。

アロイスを殺したのはシエルを手に入れるため、と
はっきりと、それも繰り返し答える。

バラが絡みついてくると、「さすがはアロイスの迷宮、
なんとしつこい」なんてサラッと悪口を言う。

さ、最高だ(笑)。
徹底した素晴らしい冷酷さ。
これがクロードか。

僕はねえ、この一本筋の通った冷酷さ、好きですよ。
殺されてもなお自分にすがりつくアロイスなんて
下衆にも程があると思ったことだろう。
ハンデを与えられるなんて不愉快極まりなかったことだろう。

自分の力で事を成さんとするシエルとあまりに違いすぎる。

人間からすればアロイスに同情する気持ちが湧くかもしれなくても
悪魔であるクロードからすればアロイスの魂は醜いんですよ。

これはこれでポリシーというか信念と言うか。
実に立派な悪魔なんじゃないですかね?


悪魔のほかにもうひとつクロードが持つ顔といえば、
そう、ギャグキャラである(笑)。
今回も良かったねー。

穴からヒョコッと顔を出したクロード、あの手の置き方とか
可愛いと思ってやってるの?

同じ手には乗らない、と決めたところでまた穴に落ちるクロード。
押すなあ。

「みーせちゃったーみせちゃった、すーがたーをーみせちゃった」。
無表情でおかしな歌を歌うな(笑)。
変な恰好をするな(笑)。

やっぱり2期はギャグがいい。
始まってから常に良かった気がする。

終わった後にこのアニメの何が良かったかと聞かれれば、
俺はギャグと断言してしまうかもしれない。


ということで本編を振り返ってみたが…ありゃ、長くなっちゃった。
簡単に済ませるつもりだったのに。

本番はここからなんですが。

まあ今回もギャグに驚きの展開にいつも通りの楽しさがあったなと。
終盤だから盛り上がるしね。

本編はそんなとこ。



では、前から気になっていたハンナの話に入ろう。

いやー、ルカと契約したのはハンナでしたか。
それから三つ子はハンナの手下、か。

せっかく人が前回「ハンナ・ドM説」を唱えたというのに…くそっ!

それはさておき、実は(?)ハンナが契約した説はルカが出てきた回に
よそのブログで書いてるところがあった。

しかし俺は「ほー、なるほど」と思ったものの、
ここで書くことはなかった。

というのも、よそのブログのことだったというのもあるけど、
ちょっと気になる部分があったから。

あの時点ではハンナが付き従う理由まで推測するのは不可能だった。 
あえてするならルカは「アロイスの願いを叶え続けろ」という契約を
交わしていて、それによりハンナは何をされてもアロイスの元を
離れなかった、ぐらいだった。

それ……無茶だよな?
無茶な願いの新タイプですよ。
願いをかなえてもらうときに、願いの数を増やしてくれというのは
定番じゃないですか。
でもその推測だと願いを永遠にかなえ続けなきゃいけないからね。
もっとたちが悪い(笑)。

実際ハンナがアロイスの側にい続けた理由は、セバスチャンたちが
そうであるように悪魔であるハンナも時間をもてあましていた中、
ひたすら純真に兄を思い、自分に感謝したルカを愛おしく思うように
なったから、ルカの兄であるアロイスに接近したというものだった。

なので、あえてそのまま見ていたわけだが……ハンナだったか(笑)。
これでクロードたちが永遠の時間に退屈していることを知って
ハンナも同じではないか、とまで予想した人間がいれば大したもんだ。

ハンナはルカの純真さに興味を持ったが、シエルも純粋、純白の
魂を持つ人間で共通する部分がある。
何もハンナが特別だったわけじゃなさそうだ。
シエルの魂を食らった後の悪魔はどんな生き方をするんだろうか。

でもルカもなあ。
「こわいよ~お、おしっこちびりそうだよ~お」とかを聞くと
純真というより違う意味でかわいそうな子に見えるよ(笑)。

あとハンナの口から「お兄はいつだって最高なんだ」を聞いた
アロイスの顔がちょっと変だった(笑)。



ところで、よく見ると今回は光る部分があったと思う。

心の迷宮においてクイズの正解は事実ではなく、心の主が望んだ答えに
設定される、なんて深いよなあ。
人にとって何が真実なのかという問いかけを感じる。

正解した後に押すスタンプは、心の主の心理が反映されている。
セバスチャンから魂を奪われた理由を答えた後のシエルの反応は
「間抜け」だった(笑)。
逆に、クロードに「イエス、ユアハイネス」と答えさせた
アロイスの反応は……。

見ましたかあなた!?
ハートマークなんですよ!
悲しいねえ、切ないねえ、醜いねえ。
つくづくこれがアロイスなんだな。

クロードが言うように今回のクイズは馬鹿げているが、
しかし決してそれだけではなかった。


ジム・マッケンの存在も光っていた。

シエルにはセバスチャンが、アロイスにはクロードがいる。
ではジム・マッケンにはというと、ハンナがいた。

なんていうんですかね、名前を大事にしてるというか、
過去のアロイス、本当のアロイスにも特別な誰かがいた。

これが物語の構造として上手く機能してるように思う。


今までハンナはお色気担当のメインだった(笑)。
なぜこのアニメにお色気シーンがあるのかずっと疑問だったが、
答えらしきものが見つかった。

ハンナは悪魔だ。
それも女の悪魔といえば魅力があってしかるべきだろう。
それも、男を虜にするほどの。

スタッフがそう思ったからお色気シーンを入れたのではないだろうか。
女の悪魔たるもの、いちいちエロくなくてどうします?

なお、エリザベスの侍女もちょっとエロかったことに関しましては
ノーコメントとさせていただきます。


以上のように、今回は良いと思える点がいくつもあった。
基本的に衝撃の展開と種明かしだけで持ってるアニメなんだけど、
こういうところもあるんだよなあ。

惜しいといえば惜しい。
この辺をもっと丁寧に作っていれば評価も上がっただろうにな。



次はいよいよ最終回。

……ホントに最終回?
どうも信じられん(笑)。

予想ですか?
いや、わかんないっすよ。
こんなアニメなんで(笑)。


だからまあ、そうだなあ…願望ならあるな。

OPのラスト、胸のすくような表情をしているシエルは良い。
あのようなラストを望みたい。


なんせ予告だけでは分かりかねるアニメだからなあ。

ハンナに弱点があるとすれば、ハンナが愛おしいのはルカであって
ジムではないことかもしれない。
そういやハンナ、どういう意味でルカが愛おしいんだろうか。

「ルカの面影を残す旦那様」のセリフはなかなか危うい。
まあでもハンナの中でルカとアロイスを再会させるのが望みだから
弱点にはなりえないかもしれない。
要するにわからんと(笑)。

レーヴァテインが突破口になるか。
どういう意味の剣か覚えておけば良かったな。


このアニメのことだからバタバタしつつも収めるとは思うが、
さてどうなるか。

完成度は…今更気にしてもな(笑)。

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  • From: ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人 |
  • 2010/09/15(水) 20:33:08

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