「崖の上のポニョ」を見た

  • 2010/02/06(土) 20:19:49

んーーー、んん。

話があってないようなもんだったなあ。

実に中身のない映画だった(笑)。


手描きの絵もなぁ。

これだけ描いたのは凄いなあと思ったけど……ううーん、
心を鷲掴みにされるほどでもなかったかなあ。



まあ声はね、今更言ってもどうしようもないんで。

上手な声優より下手な俳優か。
演技力ってさあ、客に不快な思いをさせない
最低限のマナーだと思うんですけど。

まあまあ言っても始まらんよね。

それに、今回はジブリにしてはそこまで悪くなかったと思う。



個別のシーンでいうと、なかなか見るところはあった。

宗介らが船に乗って出航するあたりは
なかなか冒険心をくすぐられた。

途中で出会った大人の大げさなリアクションも
苦笑交じりではあるけども、ほほえましい。


それから、CMでもさんざん流れたポニョが波に乗って
宗介に会いに来るシーン。

これさあ、てっきりクライマックスだと
思ってたんだよね(笑)。

それがもう最初の方で来たからこれからどうなるのかと
思う一方、一番盛り上がるところが終わって残ったのは
消化試合のようにも思えた。

CMや特番で見せすぎたな。



結局何がダメだったかというと……って
俺ポニョはダメだと思ってたのか(笑)。

まあいいか、ダメなのは、話が一貫してないんだよね。

ポニョが来るまでの間、リサを探しに冒険する間、
ポニョの母親が来てから最後までの間。

一応それぞれの話はつなげられているんだけど、薄い。
そのためすごいブツ切り感があって、一貫して何の話
だったかがわからない。

おまけに時間が割り振られて減っちゃうから
それぞれの話自体が薄くなってる。

最初の二つはともかく、ポニョの母親が出てきてからは
世界を救うだのポニョを人間にするだの宗介を試すだのと
盛りだくさんなのに、じっくり描かれない。
というか丁寧な説明がない。

これじゃあ感動できないよ。
感動以前に楽しめないよ(笑)。

いやこれねえ、「千と千尋」でも感じたんだよなあ。
線路を歩いていくシーンだったかな?
あの辺もそうだったと思う。

エピソードを盛り込んでいくんならテレビシリーズの方が
いいと思うんだよなあ。

宮崎もう一度「コナン」みたいなの作ったらどうか?

もしくは「魔女の宅急便」みたいなエピソードの連続で
作れる話にするとか。

2時間で最初と最後がつながるような一つの話を作る才能は、
もしかしたら宮崎にないのかもしれない。

まあどの作品もうろ覚えなんだけどね(笑)。

一つの魅力的な世界を作り出し、そこでのエピソードを
描いて上質な作品を完成させるのが宮崎流ではないかと思う。

「ナウシカ」も「トトロ」も「魔女の宅急便」も
「紅の豚」も「もののけ姫」も。

これだけの数の作品が、それも飛びぬけて質の高い
名前が出てくるんだ。

もう作れないなんてことはないだろう。
現にポニョも千尋も作り上げられた世界は
ほかにない上質なものだ。

宮崎駿は簡単に批判されていいような男ではない。
まだまだ老いるには早いぞ。



ありゃ、最初は書くことがなくて困ってたのに
いつのまにかこんなに長くなってら。

行数稼ぎでポニョに登場した女キャラランキングでも
しようかと思ってたが、必要なさそうだ(笑)。

まあ「リサの同僚>ポニョの母親>リサ」なんですけどね。
もう一人誰かいたような……いいか。


そういや始まる直前に大橋のぞみらが主題歌を
披露したんだけど、ビックリするくらい
大橋のぞみに笑顔がなかった(笑)。

CMにドラマにさんざん露出してまだ緊張するのか、
歌わされるのが嫌なのか。

コンソメパンーチー!


ビックリといえばもう今年の7月に新作やるんだってな。

作ってるどころかまもなく公開とは仰天した。
早くテレビでやってくれないかなーっと。


えーっとまあ、そんな感じのアニメでした。



あ、それから最後に!

親を名前で呼び捨てにするな。

宮崎駿がそれを認める人間たあ、ちょいとガッカリだ。




-追記-
ちょっとよそのブログを見て回った。
今でこそ酷評されているが、どうやら当時は特に
ネット上では絶賛の嵐だったらしい。
批判を書くと噛み付いてくる奴がいるほど。
うわあ気持ち悪う。
今でも信者はいるんだなあ。
糞ほど崇めるのはまさに信者の基本パターン。

中には大げさな話をして大喜びする奴もいるみたいだ。
くだらないな。
それっぽい要素を適当に放り込んでおけば
「深い作品」とやらが出来るのはエヴァが見せたことだろう。

はっきり言っておくが、楽しめない作品に価値はない。
ただ適当に難解そうな言葉や要素を入れた作品なんてな、
本当に誰でも作れるんだよ。

まず小難しい本を用意して好きな部分を抜き出したら、
適当なものに置き換え、並べ立てる。
あとはそれの受け皿となる世界を用意すればいい。
面倒なら現実世界を選ぶといいぞ。
何も考えなくていいから。
もちろんそれだけでは話に整合性はないし隙も大きい。
だが心配は無用だ。
空いてる場所は受け手が一生懸命覚えた幼稚な知識を
ひけらかせる恰好の場となり、綺麗に埋まるから。

どうだ?
今すぐにでも作れそうだろう?
これをプロの監督がやったなんて吹聴すると
そいつは一生の笑いものになるぞ。
さあ、みんなのために下らない考えはやめるんだ。
どうしてもやりたいなら隅っこでやるように。

せめて映像だけで客を最後まで楽しませるだけの力があれば
嘘が本当になったのにね(笑)。

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